例文・使い方一覧でみる「鎖す」の意味

...琉球（りゅうきゅう）列島と台湾海峡で封鎖すれば... 琉球列島と台湾海峡で封鎖すればの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...天地を鎖す青紗の幕は... 天地を鎖す青紗の幕はの読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...僅（わず）か二年足らずで折角の事務所を閉鎖するの已（や）むなきに至り... 僅か二年足らずで折角の事務所を閉鎖するの已むなきに至りの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...閉鎖するとは何を意味するか... 閉鎖するとは何を意味するかの読み方
寺田寅彦「俳諧の本質的概論」

...彼は一日も懷抱を封鎖する能はず... 彼は一日も懷抱を封鎖する能はずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...彼は一日も懐抱を封鎖する能はず... 彼は一日も懐抱を封鎖する能はずの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...室を彼等に閉鎖することもしたくない... 室を彼等に閉鎖することもしたくないの読み方
豊島与志雄「美醜」

...私は十月で三ツ山救護班を閉鎖すると... 私は十月で三ツ山救護班を閉鎖するとの読み方
永井隆「長崎の鐘」

...君の権力であの学校を閉鎖するか... 君の権力であの学校を閉鎖するかの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...雨戸を鎖す音一しきり賑はしく... 雨戸を鎖す音一しきり賑はしくの読み方
樋口一葉「にごりえ」

...大陸の凍岸に崩折れしめあらゆるメエルヘンにまして美くしい生活の華―――とろけゆく鉄蹄に刻む馴鹿の自由の花びらを連鎖する一万キロの鈍重な氷壁に聞かしめ流れは溶け―――崩れ―――なだれ資本の濁流に泡立ち―――南下しまっしぐらに... 大陸の凍岸に崩折れしめあらゆるメエルヘンにまして美くしい生活の華―――とろけゆく鉄蹄に刻む馴鹿の自由の花びらを連鎖する一万キロの鈍重な氷壁に聞かしめ流れは溶け―――崩れ―――なだれ資本の濁流に泡立ち―――南下しまっしぐらにの読み方
槇村浩「獄内にてドイツの同志を思う歌」

...人間自製の人類滅亡兇器を永遠に封鎖する一縷の望みを... 人間自製の人類滅亡兇器を永遠に封鎖する一縷の望みをの読み方
正宗白鳥「今日は無事」

...これら諸国の一切の港湾を閉鎖するという威嚇ほどには交渉の上に力を有たないであろう...
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...戦争に熱中した政府は戦争に対する人民の批判や疑問を封鎖するために...
宮本百合子「現実に立って」

...都合によって学舎を閉鎖するといい渡し... 都合によって学舎を閉鎖するといい渡しの読み方
吉川英治「三国志」

...居留地一帯の商館にも閉鎖するものがふえた... 居留地一帯の商館にも閉鎖するものがふえたの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」

...ピーボディと私は基地を閉鎖するための準備をした... ピーボディと私は基地を閉鎖するための準備をしたの読み方
H. P. ラヴクラフト　H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳「狂気の山脈にて」

...だからアルブケルケは港を封鎖するに留めざるを得なかったが... だからアルブケルケは港を封鎖するに留めざるを得なかったがの読み方
和辻哲郎「鎖国」

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弘法麦山襞ひきて