...ASアパリの仮収容所が閉鎖され...
石川欣一 「比島投降記」
...国民の意気鎖沈しなにごとにも手のつかざるときに...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...部屋の中程には小さな樅の木の鉢植えが据えられて、繁った枝葉の上には、金線のモールや色紙で造られた、花形や鎖が掛り、白い綿の雪がそれらの上に積っていた...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...俺の脳髄を巻きつけていた鎖は...
大杉栄 「鎖工場」
...だんだん俺達の鎖をゆるめてくれると同時に...
大杉栄 「鎖工場」
...鎖はますますきつく俺達をしめて来た...
大杉栄 「鎖工場」
...日本の徳川幕府の鎖国政策に向って最初に警鐘を乱打したのは...
太宰治 「惜別」
...しかも一つの家族から他の家族への連鎖となり橋梁(きょうりょう)となるかと思われるようなものにも乏しくない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...帯の金鎖や眼鏡がちか/\光つてゐた...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...国を外国から断ち切って鎖でとざしてしまうことができたという...
中井正一 「大衆の知恵」
...ああ、早く鎖を解いて、このやつらに嗾(け)しかけて噛み散らかさしてやりたい、誰かムクの鎖を解いてやるものはないか」お角は自衛の剃刀を逆手(さかて)に持って、一方には寄せ来る折助の強襲に備えて味方を励まし、一方には繋がれたムクの方を見て焦(じ)れに焦れたが、「ええ、仕方がない、ああしておけばムクは焼け死んでしまう、おせいさん、力持のおせいちゃん、お前はわたしに代ってここを守って、みんなの指図をしておくれ、わたしは今ムクを助けて来るから、ムクの鎖を解いて来るから」「親方さん、危ない」「ナニ、大丈夫だよ」お角は剃刀を口にくわえて、着物の裾をキリキリと捲(まく)る...
中里介山 「大菩薩峠」
...手水鉢(ちょうずばち)を鎖(と)ざす氷...
夏目漱石 「行人」
...他方は閉鎖的にすぎて...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...足をつないでいる鎖は...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...私は正に――比喩的(ひゆてき)に云つて――こんな鎖にあなたをつないでおきませう」(彼の時計の鎖に觸りながら)「えゝ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...刑場に引かれる時その足に繋がれた鎖の重味に一種の快感を覚えたと云つてゐるが……そこだ...
牧野信一 「眠い一日」
...長者すなわち妙光を一室に鎖閉(とじこ)め...
南方熊楠 「十二支考」
...山崎の屋敷では門を厳重に鎖(とざ)して静まりかえっていた...
森鴎外 「阿部一族」
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