...この鍾乳洞のなかを...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...鍾山の山深く閉籠つたことがあつた...
薄田泣菫 「春菜」
...鍾馗ではございません...
太宰治 「お伽草紙」
...そこで幣(ゆいのう)を鍾太史(しょうたいし)の家へ納れて婚約を結んだ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...そこで元豊は始めて鍾氏との結婚を小翠が予(あらかじ)め知っていて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...数年を経てようやく先代を恥(はず)かしめぬ鶯を養成しこれを再び天鼓と名づけて愛翫(あいがん)した「二代目の天鼓もまたその声霊妙(れいみょう)にして迦陵頻迦(かりょうびんが)を欺(あざむ)きければ日夕籠を座右(ざゆう)に置きて鍾愛(しょうあい)すること大方ならず...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...……いよ/\十五日の夕方、大田から一里ばかりの山村、絵堂まで送られて歩いた(このあたりは維新役の戦跡が多い、鍾乳洞も多い)...
種田山頭火 「行乞記」
...しかし鍾愛(しょうあい)せられてるのを感ずる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...見るまに悪魔除けの鍾馗様を作り上げてしまうと...
中里介山 「大菩薩峠」
...全家族の鍾愛(しょうあい)のうちに育ったが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それを鍾愛(しょうあい)するの余り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...令狐や斐に鍾馗(しょうき)々々と呼ばれている...
森鴎外 「魚玄機」
...「温鍾馗と云うのは...
森鴎外 「魚玄機」
...多町の鍾馗(しょうき)は山車中の王...
山本笑月 「明治世相百話」
...数本の鍾乳石(しょうにゅうせき)の柱は...
横光利一 「日輪」
...氏のよい公達(きんだち)かが鍾愛(しょうあい)したものにちがいない)彼女の父はそう云った...
吉川英治 「篝火の女」
...一万の新手をもって鍾(しょうよう)に代り...
吉川英治 「三国志」
...鍾馗(しょうき)のお馬印(うまじるし)が見えるわ! まさしく...
吉川英治 「新書太閤記」
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