例文・使い方一覧でみる「錺」の意味

...淑（しと）やかなはずの伯爵夫人が錺屋（かざりや）と洗濯屋の娘の本性を現して... 淑やかなはずの伯爵夫人が錺屋と洗濯屋の娘の本性を現しての読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...顏見知りの錺屋（かざりや）に鑑定して貰ふと... 顏見知りの錺屋に鑑定して貰ふとの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...天草で習つたオランダ風の錺（かざり）を應用して... 天草で習つたオランダ風の錺を應用しての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...中年者の錺徳はひとたまりもありません... 中年者の錺徳はひとたまりもありませんの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...いろ／＼の事を知つてゐるに違ひないよ」「へエ」「錺徳は... いろ／＼の事を知つてゐるに違ひないよ」「へエ」「錺徳はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...錺屋（かざりや）に頼んで... 錺屋に頼んでの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...三人は湯島女坂下の錺屋由五郎の家に着きました... 三人は湯島女坂下の錺屋由五郎の家に着きましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...「八、これは贋物に間違ひもあるまいが、念の爲め黒門町の樽屋金兵衞のとこへ行つて、此小判を見せてくれ、直ぐ引返すのだよ」「へエ」「待て／＼、それが贋物ときまつたら、錺屋の由五郎が、贋金造りにきまつた、直ぐ常大寺の執事（しつじ）をつれて、女坂下へ來るやうにとさう言ふんだ」「合點」八五郎が飛んで行くと、半刻經たないうちに、金兵衞と鐵了をつれて來ました... 「八、これは贋物に間違ひもあるまいが、念の爲め黒門町の樽屋金兵衞のとこへ行つて、此小判を見せてくれ、直ぐ引返すのだよ」「へエ」「待て／＼、それが贋物ときまつたら、錺屋の由五郎が、贋金造りにきまつた、直ぐ常大寺の執事をつれて、女坂下へ來るやうにとさう言ふんだ」「合點」八五郎が飛んで行くと、半刻經たないうちに、金兵衞と鐵了をつれて來ましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...器用と小祿で覺えたアルバイトの錺（かざり）を... 器用と小祿で覺えたアルバイトの錺をの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...錺（かざり）屋の娘のゆかりは急ぎの仕立物を持つて... 錺屋の娘のゆかりは急ぎの仕立物を持つての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...その上殺された錺屋の三郎兵衞はもとは武家だつたさうで... その上殺された錺屋の三郎兵衞はもとは武家だつたさうでの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...勇三郎は錺屋の娘のゆかりに氣があつて... 勇三郎は錺屋の娘のゆかりに氣があつての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...錺職で安穩に暮し... 錺職で安穩に暮しの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――錺屋との違ひは... ――錺屋との違ひはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...錺屋の三郎兵衞を... 錺屋の三郎兵衞をの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...隣家は宝石類の錺屋（かざりや）さんで... 隣家は宝石類の錺屋さんでの読み方
林芙美子「落合町山川記」

...手前の話なんか聞きたかねえや」と目玉をひんむいた錺屋（かざりや）の子が叫んだ... 手前の話なんか聞きたかねえや」と目玉をひんむいた錺屋の子が叫んだの読み方
本庄陸男「白い壁」

...錺職の徳治が二度めに... 錺職の徳治が二度めにの読み方
山本周五郎「七日七夜」

「錺」の読みかた

「錺」の書き方・書き順