...錵(にえ)も匂も金色(こんじき)に...
泉鏡花 「薄紅梅」
...大湾(おおのた)れに錵(にえ)が優(すぐ)れて多く匂いの深いところ...
中里介山 「大菩薩峠」
...錵(にえ)も匂いもそれと見て取ることのできるはずがございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...大湾(おおのた)れで錵(にえ)と匂いの奥床(おくゆか)しいこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...錵(にえ)が優(すぐ)れて匂いが深いこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...錵(にえ)と匂(にお)い...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本刀のあの冴えたる斬れ味や錵(にえ)やみだれを思うて見る...
吉川英治 「折々の記」
...錵(にえ)もなく光もない竹杖(ちくじょう)が...
吉川英治 「剣難女難」
...血脂(ちあぶら)は古く錵(にえ)の色は生(なま)新しい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...行燈(あんどん)の光を流した刃(やいば)の錵(にえ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...深味のある錵(にえ)の色に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...血あぶらにかくれていた錵(にえ)も...
吉川英治 「宮本武蔵」
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