...まわりにはよく磨いた銅や錫(すず)の食器がずらりと掛けてあり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...薬の錫(すず)を捻(ひね)くって...
泉鏡花 「浮舟」
...右の手は南の方インド洋に出まして錫蘭(師子洲)からハワイ(訶陵)...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...昨年十月初め結婚十周年の錫(すず)婚式記念夜会が催された時であった...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...朴鳳錫――大東共報記者...
林不忘 「安重根」
...柳麗玉 (朴鳳錫を止めて)何をするの? 静かに話してわからないことなの?背年C その女も食わせ物だぞ...
林不忘 「安重根」
...弾型に入れるためにとかす錫(すず)や鉛がいっぱいはいってる大きな鍋(なべ)は盛んな炉の火にかかって煙を出しており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...錫杖に仕込んだ眞刀は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それから錫(すず)の鍋(なべ)のなかへ頭蓋骨の絵を下に向けて入れ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...錫杖を振つてやるのですが...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...秋〃 金季錫 ? ?〃 加藤亮 ? ?〃 宮本顕治抗告 四 森長さんがもっている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大師が錫杖(しゃくじょう)のさきで...
柳田國男 「日本の伝説」
...手に持つ錫杖を突きさして暫(しばら)く祈念し...
柳田國男 「日本の伝説」
...はるかな海面を錫箔(すずはく)のように輝かせた...
山川方夫 「朝のヨット」
...銀には錫(すず)を混ぜて...
吉川英治 「大岡越前」
...錫杖(しゃくじょう)は五両かかります...
吉川英治 「新・水滸伝」
...錫杖を持ち直した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...錫及び綿製品の価格は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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