...錫箔(すずはく)に包んだ丸いチョコレートが...
海野十三 「空襲葬送曲」
...僧曰貧道一タビ錫ヲ留メ二于北ニ一親シク知ル二越雪ヲ一故特ニ購レ之供ス二以読ムニ一矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...錫の兵士とならんでる...
スチーブンスン 新美南吉訳 「誰か」
...(ロ)月の斑点に関して(甲)錫蘭島にては...
高木敏雄 「比較神話学」
...錫屋(すずや)というのがあった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...朴鳳錫 おや! まるで公爵家の家庭教師の言い草だ...
林不忘 「安重根」
...朴鳳錫 そんなことは余計だ...
林不忘 「安重根」
...錫と貴き黄金と銀とを投じ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アイネーアース勇將の影長く曳く大槍は、盾を破らず、*其二層穿てどあとに三層は殘る、譽れの神工は五層重ねて鍛へあぐ、表にあるは青銅の二層、裏には錫二層、 270その中央の黄金の一層、さすが猛將の抛げし鋭き其槍の力を防ぎ留めたり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...秦啓源はほぼ決定的に上海を去って無錫近郊の田舎に向った...
豊島与志雄 「秦の出発」
...地蔵様といへば路ばたに錫杖をついてたつてるあの石仏のとほりの仏様だと思つてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...テンネントの『錫蘭博物志(ゼ・ナチュラル・ヒストリー・オブ・セイロン)』にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...」「かがみっていうのは錫(すず)の紙の事だろう...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...天錫(てんせき)の誰の字(あざな)なるを詳(つまびらか)にしない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...百斤なんて錫杖は人間の持ち物にゃありませんぜ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お聞き届けくださいましょうか」「なんだ貧乏人の拙僧に」「たいそうお見事な錫杖(しゃくじょう)をお持ちでござんすが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今ごろに」錫(すず)の酒瓶(ちろり)を机にのせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...近いうちに錫(しゃく)を巡(めぐ)らし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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