...木像の前に紙錫(ししゃく)...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...指の幅位の錫が見る間に見えなくなつてしまつたんですよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...うすい錫のシイツで被せてしまつたものが錫被せだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...小さな錫の円筒が吊してあつて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...錫箔(すずはく)のかべそれにしても...
海野十三 「怪星ガン」
...而(しか)も液体の容器は錫鍍(すずめっき)鉄板(てっぱん)で出来ているバケツではないか...
海野十三 「科学者と夜店商人」
...小さな錫の小函を指し示して...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...錫の兵たいたちは...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...門額の大字に点(とも)す蝸牛(かぎゅう)かな主客閑話ででむし竹を上るなり明治三十九年五月三十日大谷(おおたに)句仏(くぶつ)北海道巡錫(じゅんしゃく)の途次来訪を機とし...
高浜虚子 「五百句」
...鄭吉炳 (続いて駈け降りて朴鳳錫を制する)待てよ...
林不忘 「安重根」
...朴鳳錫を先頭に同志一...
林不忘 「安重根」
...無錫の軽工業地帯は...
豊島与志雄 「秦の出発」
...その原因を知るために『怯え落し』をやる――それには先づ錫か蝋を溶かして水の中へ流しこむのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...自分は錫蘭(セイロン)で...
森鴎外 「妄想」
...錫林郭爾盟五部十旗)...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...懐中(ふところ)に秘していた錫(すず)の小さい茶壺(ちゃつぼ)をそっとさわってみた...
吉川英治 「三国志」
...持っていた錫(すず)の茶壺を...
吉川英治 「三国志」
...錫杖(しゃくじょう)の音がしてくる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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