...錨は海底へとどかないので...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...しっかりやれ」ぴしり!空中で錨と綱とが...
海野十三 「怪塔王」
...おちついてやれ」このとき弾(はじ)かれた錨は...
海野十三 「怪塔王」
...「大至急、抜錨...
海野十三 「火薬船」
...(錨にしばりつけたはずのあのリーロフが?)そんなことを考えてみる余裕さえなかった...
海野十三 「太平洋魔城」
...港内の四号(ごう)錨地(びょうち)へ停めた...
海野十三 「地中魔」
...あの錨健次の殺害についての重大なる密告があったのだ...
海野十三 「獏鸚」
...錨索が私の手の中で弛んだのが感じられ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...錨鎖(ケーブル)を撚(ひね)りまたは轆轤(ろくろ)を巻くのに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...投錨(とうびょう)の際に一度に悪化した...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...手間をかけやがる」舳のむこうづらに垂れさがっている錨綱(いかりづな)をつたってスルスルとのぼって行き...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...五隻ばかりのラガーが母船のそばへ錨をおろしてしまった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...新光丸はそれで錨をあげて出て行った...
久生十蘭 「ノア」
...錨繩を曳く仕事があるんでしょう...
久生十蘭 「肌色の月」
...それから錨を揚げて帰りました...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...コロナ号がバルセロナを抜錨(ばつびょう)する...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...ダアバンの次ぎの投錨地は...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...私は私でいきなり錨のやうにその肌のところを引ツかけて...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
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