...皆錚々と鳴り響く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...力を籠めて芳一は琵琶を錚錚と鳴らしていた――ますます烈しく壇ノ浦の合戦の曲を誦した...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...御陵衛士隊の錚々(そうそう)たるもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...三野村(みのむら)だとか錚々(そうそう)たる大実業家となった人たちである...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...佐竹子などは呂昇贔屓の錚々(そうそう)たる顔ぶれであり...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...友田や花田などの錚々たる子分が...
火野葦平 「花と龍」
...アマシア(Amasia)などという錚々(そうそう)たる者もあったとか...
穂積陳重 「法窓夜話」
...中条金之助などの錚々(そうそう)たる人々が集まっていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...などという錚々(そうそう)たる人材もあった...
吉川英治 「三国志」
...錚々(そうそう)たる幕僚の将たちが...
吉川英治 「三国志」
...李典(りてん)なんどの錚々(そうそう)たる将星ばかりだったが...
吉川英治 「三国志」
...程普(ていふ)などという錚々(そうそう)たる武将連である...
吉川英治 「三国志」
...ことごとく蜀の錚々(そうそう)たる旗本だったのである...
吉川英治 「三国志」
...錚々(そうそう)たる羽柴麾下(きか)の一将だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...欧鵬(おうほう)などの錚々(そうそう)が指揮するもの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大坂城での錚々(そうそう)たる一方の将...
吉川英治 「宮本武蔵」
...大坂町方役では錚々(そうそう)の聞えある若与力(わかよりき)...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...いかにも錚々(そうそう)たる天文学者の一行のように聞こえるけれど...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
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