...小杉君や神代君は何れも錚々(そうそう)たる狩猟家である...
芥川龍之介 「鴨猟」
...暗夜の磯の怒濤(どとう)の様な闘錚(とうじょう)の声を...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...いまは錚々(そうそう)たる刑事弁護士の大月対次(おおつきたいじ)だ...
大阪圭吉 「闖入者」
...若手で錚々(そうそう)たる劇作家(ドラマチスト)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...肉を見れば錚々(そうそう)たる壮俊(わかもの)...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも幕の錚々(そうそう)たる関取連が...
中里介山 「大菩薩峠」
...錚々(そうそう)たる学者博士の意見を読みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔は錚々(そうそう)たる武士達が...
中里介山 「法然行伝」
...地球物理学会の錚々たる先生方一同で見学に行った時...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...三野村(みのむら)だとか錚々(そうそう)たる大実業家となった人たちである...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...錚々(そうそう)たる歌人たちを歌会を開いて招いたときの話で...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...民政党の錚々たる闘士である...
火野葦平 「花と龍」
...鉄中錚々たるものであったから...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...こちらはわが麾下の錚々(そうそう)たる者のみ二十人もいるのに...
吉川英治 「三国志」
...錚々(そうそう)たる勇将を揃えているので...
吉川英治 「三国志」
...ことごとく蜀の錚々(そうそう)たる旗本だったのである...
吉川英治 「三国志」
...帷幕(いばく)の錚々(そうそう)たる武将たちの間では...
吉川英治 「新書太閤記」
...いかにも錚々(そうそう)たる天文学者の一行のように聞こえるけれど...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
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