...田村日錚(たむらにっそう)と云う老人でしたが...
芥川龍之介 「捨児」
...「委細(いさい)を聞き終った日錚和尚は...
芥川龍之介 「捨児」
...その編輯(へんしゅう)に従事しその協議に与(あず)かるものは皆錚々(そうそう)たる第一人者であった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...田鶴子には婦人探偵の錚々(そうそう)たるところの数名を当らせたんです...
海野十三 「千早館の迷路」
...いずれも幕の錚々(そうそう)たる関取連が...
中里介山 「大菩薩峠」
...英才雲と群る英国ケンブリッジ物理学界でも錚々たるものであった...
中谷宇吉郎 「カピッツア争い」
...鉄甲錚トシテ鳴リ金戈戞トシテ鳴リ...
成島柳北 「他山の石」
...鉄中錚々たるものであったから...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...アマシア(Amasia)などという錚々(そうそう)たる者もあったとか...
穂積陳重 「法窓夜話」
...同じく竹柴金作が梅垣佳文など錚々たる面々...
山本笑月 「明治世相百話」
...だけどあれでもアルゲマイネ・ゲゼルシャフトの錚々(そうそう)たる社員だわ...
横光利一 「上海」
...彼が中央武人中の錚々(そうそう)たるものならば...
吉川英治 「黒田如水」
...前田などの錚々(そうそう)たる人々もその中にあるかに思われたが...
吉川英治 「黒田如水」
...中条金之助などの錚々(そうそう)たる人々が集まっていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...錚々(そうそう)たる幕僚の将たちが...
吉川英治 「三国志」
...李典(りてん)なんどの錚々(そうそう)たる将星ばかりだったが...
吉川英治 「三国志」
...などという錚々たる人物があるし...
吉川英治 「三国志」
...黒坂備中守などの錚々(そうそう)たる将僚をそろえ...
吉川英治 「新書太閤記」
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