...ちゃんと鋲(びょう)で止めてあるのは...
芥川龍之介 「将軍」
...そして歩廊を踏む靴鋲(びょう)の音が遠ざかって行った...
梅崎春生 「蜆」
...軍靴の鋲(びょう)が階段に触れる音が...
梅崎春生 「日の果て」
...アスファルトの路面に真鍮(しんちゅう)の大きな鋲(びょう)を植えこんで...
海野十三 「軍用鼠」
...かーんと鋲(びょう)をうつような音もする...
海野十三 「超人間X号」
...「その鋲を使わせるために...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...まわりに真鍮の鋲(びょう)が光っていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...老マアレイは戸の鋲のように死に果てていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...この水準点ベンチマークの鋲の丸いあたまに不思議な愛着のようなものを感じてちょっとさわってみないではいられなかったのである...
寺田寅彦 「小浅間」
...又銀鋲をちりばめし劔(つるぎ)の帶と胸の上...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...靴足袋(くつたび)もなしに鉄鋲(てつびょう)の靴をはき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大鋲(びょう)をうちつけた二重鉄板の扉(とびら)でしめ切ってあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...やがて彼等を愉快な移民とするだろう思え!八千キロを疾走する赤い列車が赤軍を満載して生産の動脈をゆする×動の響きを島々の突端にどよもす日孤島の政治囚の憂鬱な対岸の鉄扉にまで軋みを伝える日母なる間島をつらぬく満州=高麗の主線に対して東洋××(2)の最后の鋲をぶったつける北方の腕となる日を!栗鼠はむっくり首をあげ...
槇村浩 「ダッタン海峡」
...鋲(びょう)のふくらみ...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...門には鐵の鋲を打つた大きな扉が夜でも重く默つて開いてゐた...
横光利一 「草の中」
...見事な紅葉(もみじ)の枝をゆッさりと上にのせて金鋲青漆(きんびょうせいしつ)の女駕(おんなかご)...
吉川英治 「江戸三国志」
...鋲(びょう)を抜けよ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...タタタタタとリベット(鋲(びょう))を打ち込む響(ひびき)...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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