...戰鬪のあらび湧く時わが軍の 270先鋒中に交りて譽の場にわれは立つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 290先鋒隊に加はりて進む汝の胸部又腹部を討たむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかして先鋒の四艦と...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...のべつ幕なしの舌鋒でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...白旗直八は自分の腰の物で刺されたんだぜ」平次はようやく鋭い鋒鋩(ほこさき)を現わしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次も思わず固唾(かたず)を呑んで鋭鋒(えいほう)をゆるめます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...陽にその鋒鋩を収め...
日野強 「新疆所感」
...これ即ち我輩が独り男子を目的にして論鋒を差向けたる所以(ゆえん)なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...今や日本軍の鋒先は恰も数万の飛竜に反抗ふ蜂の如き状態であり...
牧野信一 「サクラの花びら」
...支那の書物にも「甚ダ快利ニシテ人ヲ傷クルコト鋒刀ノ如(ごと)シ」と書いてある...
牧野富太郎 「植物記」
...運命は両者の鋒先を導き...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...分れた二団の軍兵は鋒と剣を持って...
横光利一 「日輪」
...また先鋒柿崎和泉の隊...
吉川英治 「上杉謙信」
...切りひらく先鋒の快足につづいて...
吉川英治 「三国志」
...彼を先鋒へ返してから...
吉川英治 「三国志」
...前衛軍の先鋒は、十五日に池鯉鮒(ちりふ)の宿にはいり、十七日には、鳴海方面に近づいて、織田領の諸村へ、放火していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――いや、先鋒の味方を、急いで、退(ひ)かしてからだッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...寄手の主先鋒は、仙石権兵衛、木村常陸(ひたち)、脇坂中務(なかつかさ)、服部采女(はっとりうねめ)などの手勢だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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