...群を抜く鋒杉(ほこすぎ)が見えると思うと茜色に梢を染められ...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...「何がそんなにをかしいの?」と細君の方でも聲を荒らげて先づ其鋒鋩を挫かうとする...
高濱虚子 「俳諧師」
...儂自身東京から溢れ者の先鋒でありながら...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いわゆる鋒鋩をなしている...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...鋒杉(ほこすぎ)の稜線(りょうせん)のうえに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それとなく鋭(するど)い鋒先(ほこさき)を向けています...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...ますます筆鋒を鋭くして...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その哲学的論鋒をどこまでも押し通すがよい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「兄顔良に代る次の先鋒(せんぽう)は...
吉川英治 「三国志」
...楊鋒に足をすくわれて...
吉川英治 「三国志」
...蜀の先鋒へまず当てさせた試しに乗ったものとはさとらなかった...
吉川英治 「三国志」
...ソノ機鋒(キホウ)ヲ...
吉川英治 「私本太平記」
...信長様に従(つ)いて先鋒を承(うけたまわ)っているならば...
吉川英治 「新書太閤記」
...この先鋒部隊や先発の小荷駄隊は摂津口(せっつぐち)にぽつぽつ現われても...
吉川英治 「新書太閤記」
...堀秀政の先鋒隊が合しているので...
吉川英治 「新書太閤記」
...清水谷などの西北方にある味方先鋒部隊と呼応(こおう)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...槍隊先鋒の真ッ先に出ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...先鋒に立たせたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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