...飲み会の銭勘定を済ませる...
...今月の銭勘定は誰が担当する?...
...銭勘定をキッチリとつけることが重要だ...
...銭勘定が合わない場合、どこかでミスがあったはずだ...
...銭勘定帳を作成して、収支を記録する...
...銭勘定の高い奴(やつ)は無いとじゃった...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...そんな銭勘定を飛び越すくらゐは何でもなかつたのです...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...職人が銭勘定するようじゃ駄目だ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...銭勘定(ぜにかんぢやう)の事よりも記憶に散在してゐる古人(こじん)の句をば実(じつ)に巧(うま)いものだと思返(おもひかへ)すのであつた...
永井荷風 「すみだ川」
...銭勘定(ぜにかんじょう)は会計...
永井荷風 「十日の菊」
...取交ぜた銭勘定をしているに違いないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これ見よがしに銭勘定を始めることであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして夥(おびただ)しい銭勘定をさせられてみたところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう絶対に銭勘定を繰返そうという気になれませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...与平は炉端に安坐を組んで銭勘定(ぜにかんじょう)をしていた...
林芙美子 「河沙魚」
...銭勘定をしながらびくびくして飲んだ事に腹立たしくなる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...几帳面に銭勘定をしてくれたものだ...
原民喜 「忘れがたみ」
...いかにも上方もンは銭勘定が高い...
村上浪六 「上方者の啖呵」
...そのとき先刻(さっき)の男は銭勘定を止めて...
室生犀星 「不思議な魚」
...案外金銭勘定に几帳面だった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...銭勘定をし乍ら去る...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...銭勘定だけはうめえって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...銭勘定さえ知らない程に世事に疎(うと)かった能役者は幕府の禄こそ多くなかったが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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