...これほど感銘ふかく話したことは今までになかった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...樺太から着て來た銘仙の衣物と羽織とをこツそり賣つて貰ふことを頼んだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...銘々(めいめい)に身の廻りを注意して下さい...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...卒業生の銘々やその親や親戚にある...
戸坂潤 「学生の技能と勤労大衆」
...赤い椿の花を大きく散らした銘仙のついの着物と羽織...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...そうしてその銘は?」箱の中から萌黄(もえぎ)の絹の袋入りの一刀を取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...正真正銘の精進日(しょうじんび)なのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...銘仙(めいせん)の上を蔽(おお)うに黒木綿(くろもめん)の紋付をもってして...
夏目漱石 「野分」
...主人はこれでは何だか簡単過ぎるようだなと考えていたが、ええ面倒臭い、文章は御廃(おはい)しにして、銘だけにしろと、筆を十文字に揮(ふる)って原稿紙の上へ下手な文人画の蘭を勢よくかく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「兎も角も、ざつと洗つて、もとの床へ納めてやりましたがね、あの病人は誰が何んと言つたつて、正眞正銘の、交(まじ)りつ氣なしの病人ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...壁によせて立ててある「吹上(ふきあ)げ」という銘(な)のある箏(こと)に手をかけていた...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...その幹には呪詛(じゅそ)の詞(ことば)が銘せられてあった...
堀辰雄 「晩夏」
...航海という神秘的な事業に従事する人々の間に胆に銘じていると言えるだろうか...
牧逸馬 「運命のSOS」
...「織匠」は震撼する感銘を与えたと思われる...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...在銘品の方にはずっと業因(ごういん)が深いと思われる...
柳宗悦 「改めて民藝について」
...在銘のものを選ばなかったではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...ここではどこにも在銘のものが見当らない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...唯明らかに「鼻の表現」と銘を打って公表したり...
夢野久作 「鼻の表現」
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