...銕炮(てつはう)手鎗(てやり)又棒(ぼう)など持(もち)て山に入り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...形ばかりの銕線(はりがね)の欄(てすり)はあるが...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...この地往古銕山ありしとある...
柳田國男 「地名の研究」
...また銕漿水(おはぐろみず)という名前もありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...今でもどこを掘って見ても水に銕気(かなけ)があって使うことが出来ず...
柳田國男 「日本の伝説」
...銕(かね)の針に傷(きずつ)けられて命終るといい...
柳田国男 「山の人生」
...この男臭さだけはだめなんです」「知らなかったね」と銕太郎が弟に云った...
山本周五郎 「薊」
...「どうしたんだ」と銕太郎が云った...
山本周五郎 「薊」
...「いままでつるに押えていてもらいましたの」銕太郎は小間使を見た...
山本周五郎 「薊」
...銕太郎はまえから親しかったし...
山本周五郎 「薊」
...銕太郎は眼をさました...
山本周五郎 「薊」
...銕太郎は庭のほうへ向き直った...
山本周五郎 「薊」
...――」と銕太郎がゆっくり反問した...
山本周五郎 「薊」
...銕太郎は妻を追って縁側へ出た...
山本周五郎 「薊」
...「お茶でも持って来させましょうか」銕太郎は首を振った...
山本周五郎 「薊」
...弟が出てゆくと、銕太郎はまた、机に頬杖(ほおづえ)を突いて、向うを見た...
山本周五郎 「薊」
...御恩田というのは藩主戸田氏銕が設けたもので...
山本周五郎 「日本婦道記」
...八月の中ごろに藩主戸田氏銕(うじかね)が大垣へ帰った...
山本周五郎 「日本婦道記」
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