...将校を任命する時に将校団の銓衡会議と言うのがある...
石原莞爾 「戦争史大観」
...彼是(かれこれ)銓衡中(せんかうちゆう)なんだ...
薄田泣菫 「茶話」
...「銓(せん)」という両方に握りのついた刃物で竹の皮を削りながら...
徳永直 「冬枯れ」
...追って銓衡(せんこう)するとしよう」「化学は...
直木三十五 「南国太平記」
...今日ノーベル賞を銓衡するスウェデン學士院 Svenska Akademien の建つたのもこの時です...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...而銓択有二派...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是好事蔵家所銓択也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是正学蔵家所銓択也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それ故に会社が校刻書目を銓択するときに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宗右衛門は安の生んだお敬(けい)お銓(せん)の二人の女(むすめ)に...
森鴎外 「渋江抽斎」
...銓(せん)の二女...
森鴎外 「渋江抽斎」
...次女銓(せん)十九歳の三人である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...宗右衛門はまだ七歳の銓(せん)に読書を授け...
森鴎外 「渋江抽斎」
...銓は記性(きせい)があって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...銓は初め忍んで黙っているが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...卒業論文銓衡の教授会議に対しては...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その翌々日と三日がかりで全部十六通の論文を銓衡致しました結果...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...当大学第一回の卒業論文の銓衡(せんこう)に一大センセーションを捲き起したのは実に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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