...対空機銃手には多くの訓練が必要だ...
...この踊り屋台(やたい)然たる戦車の上に六人の銃手が銃口を揃えてるのは凄(すさ)まじい...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...自分は戦車の銃手はつとめましたが...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...機関銃手がとびだしたりしたことに果してドクトルは無関係だったのだろうか...
海野十三 「蠅男」
...凶暴な機関銃手があの蠅男だということに決まれば...
海野十三 「蠅男」
...朝鮮人から銃手を呼び出して戰爭させて居ります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...すべて化生(けしょう)の物は脇を打つべく銃手必死の場合には鉄丸を射つべしというた...
南方熊楠 「十二支考」
...機関銃手二名を射殺し...
夢野久作 「暗黒公使」
...構えている銃手にとっては...
吉川英治 「上杉謙信」
...歩卒銃手の平野戦...
吉川英治 「三国志」
...そのうえにいた銃手や指揮者は...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし岐阜(ぎふ)から連れて来た銃手五百人を分けて...
吉川英治 「新書太閤記」
...身をッ――」そしてはまた、「撃たせて、弾(たま)の間合(まあい)を見、その隙に、飛びこめ」と、励ましあい、幾人かの犠牲は覚悟の前として、わざと起って、弾雨を浴び、敵の銃手が、次の弾ごめをする瞬間を計っては塹壕へ近づき、ついには坑(あな)の中へ飛び込んで、ここに血みどろな土中戦が行われた...
吉川英治 「新書太閤記」
...銃手が弾(たま)ごめに時を移している間には...
吉川英治 「新書太閤記」
...隊伍の中の銃手を前に繰り出した...
吉川英治 「新書太閤記」
...銃手が弾込(たまご)めするあいだには...
吉川英治 「新書太閤記」
...前田勢の銃手をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...三だん交代の銃手が...
吉川英治 「新書太閤記」
...行列の先頭には四十人のポルトガル人の銃手が加わって...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索