...銀紙でお祝いを包んで贈るのもいいですね...
...銀紙でおにぎりを包むと、見た目も華やかになります...
...お中元のお返しに、銀紙で包装した洋菓子を贈りました...
...和紙ではなく銀紙で香典袋を包むこともあります...
...銀紙を貼り付けた特別な包装紙に包まれた商品は、贈り物にふさわしいですね...
...」彼の友だちは一枚の銅貨を巻煙草の箱の銀紙に包んだ...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...内側に銀紙をはった大型の封筒が八つ入っていて...
石川欣一 「比島投降記」
...その草の間にチョコレートの銀紙が飛んでいる中に...
海野十三 「恐怖の口笛」
...主人を見失ったクリスマス・ツリーの銀紙の星が...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...墓地を片側にして角の銀杏の木まで一と筋の銀紙をはりふさげたやうな白々とした小路には人の影もなかつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...わたくしはまた紙でつくった花環(はなわ)に銀紙の糸を下げたり...
永井荷風 「西瓜」
...自分はチョコレートの銀紙を剥(はが)しながら...
夏目漱石 「行人」
...右手に持ったのは、銀紙貼りの竹光、それは斜(はす)っかいに切られて、肩先に薄傷(うすで)を負わされた上、左の胸のあたりを、したたかに刺され、蘇芳(すおう)を浴びたようになって、こと切れているのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銀紙と紺紙に包んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...煤ぐろい嗅煙草の銀紙だ...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...君は煙草の銀紙で...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...覚束ない手つきで銀紙を剥し始めたが...
久生十蘭 「魔都」
...ふと、煙草の銀紙を、みんなも溜めてゐるのだから、心して取って置かうか――と思った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...左隅上端に、赤い蝋印があり、銀紙が挟まれ、端に小さい数字がある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...チョコレートの銀紙をむきはじめる...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...銀紙の針をつまんだりしていられたが...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...威勢のいいところで、まとい、鳶口(とびぐち)、木製の竜吐水(りゅうどすい)、強がりは清正のかぶと、銀紙の名刀、神楽の面は木彫の上物もあって、外道(げどう)ひょっとこ、天狗、狐乃至は素盞嗚尊(すさのおのみこと)などすばらしい出来、雨降りの室内遊戯にはずいぶん調法した...
山本笑月 「明治世相百話」
...棒に捲いて銀紙を冠せてチョコレートに見せかけたもの...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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