...銀白色(ぎんはくしょく)の粉(こな)が噴火(ふんか)する火山灰(かざんばい)のようにふきだし...
海野十三 「金属人間」
...いったん銀白色の膜(まく)につつまれたが...
海野十三 「金属人間」
...銀白色のうつくしい姿の噴行艇だった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...全体に銀白色の金属でつくられたこの自転車はいかにも新しげだつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...軍服の襟や袖に銀白色に輝く月光の一閃で...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...銀白色の火をもって飾られた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...あるいは深夜の空に泛(うか)ぶ銀白色の雲を生じ...
寺田寅彦 「塵埃と光」
...日本の児女がその身に纏(まと)はんとする絹布(けんぷ)の白さは魚類の腹の白さ(即(すなわ)ち銀白色)なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...そしてある日銀白色の布片を持って上機嫌で実験室へはいってこられて...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...その銀白色の布片を渡されたのであった...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...全体が銀白色でそれが赤...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...残りが内部へはいって行って下の銀白色の面で反射して出てくる...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...貝の内側は銀白色に輝き...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...窓硝子の銀白色の曇りを...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...唇も銀白色じゃなく灰色...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...先年私は広島県安芸の国の三段峡入口で銀白色を呈していたマンネンタケ一個...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわち銀白色の花の中に...
牧野富太郎 「植物知識」
便利!手書き漢字入力検索