...銀漢(ぎんかん)や吾(わ)に老ゆといふ言葉聞く自分も若いつもりではいるがしかし齢(とし)は争えないもので...
高浜虚子 「俳句への道」
...嗚呼五丈原秋の夜半あらしは※び露は泣き銀漢清く星高く神秘の色につゝまれて天地微かに光るとき無量の思齎らして「無限の淵」に立てる見よ...
土井晩翠 「天地有情」
...下り舟岩に松ありつゝじあり或は千仭の山峰雲間に突出して翠鬟鏡影に映じ或は一道の飛流銀漢より瀉ぎて白竜樹間に躍る...
正岡子規 「かけはしの記」
...あるいは七夕に手向(たむ)けたる犢鼻褌(とくびこん)の銀漢をかざしてひらひらと翻(ひるがえ)る処...
正岡子規 「俳諧大要」
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