...屏風はひどく古い鼠色(ねずみいろ)になった銀屏風...
太宰治 「冬の花火」
...すぐ取付きの表の間には壁の隅(すみ)に二枚折りの銀屏風(ぎんびょうぶ)を立て...
近松秋江 「霜凍る宵」
...黒ずんだ狩野派の銀屏風(ぎんびょうぶ)の前には二枚襲(がさ)ねの座布団...
夢野久作 「斬られたさに」
...「たてはす雪の高根の銀屏風...
吉江喬松 「山岳美觀」
...無地の銀屏風(びょうぶ)が一隅(ぐう)にめぐらしてあり...
吉川英治 「私本太平記」
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