...鯱鉾(しゃちこ)ばって出迎えるポウルの扉(ドア)を開ける音や...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...逆鉾(さかほこ)とこの五力士のそれぞれの濃厚な独自な個性の対立がいかにも当時の大相撲を多彩なものにしていたことだけは間違いない事実であった...
寺田寅彦 「相撲」
...蒲鉾形(かまぼこなり)の月の光が肌まで浸(し)み込んで来るようだ...
夏目漱石 「坑夫」
...屋根に蒲鉾形(かまぼこがた)の丸味を取った棺(かん)のようなもののなかに...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...この平次を鬼のやうな人間と思ひ込んで鯱鉾(しやちほこ)張つてゐるんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大根の輪切りを蒲鉾(かまぼこ)のつもりにした御馳走を持って...
正岡容 「圓太郎馬車」
...玉子焼や蒲鉾や煮しめのお弁当を食べたことを...
正宗白鳥 「花より団子」
...小田原蒲鉾の足を忙(いそが)しく動かしながら...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...それをパンの上へ中高(ちゅうだか)にちょうど薄い蒲鉾形(かまぼこなり)に塗ってテンピへ入れて十分間焼いて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...日が暮れてから鉾田(ほこた)へ着いた...
山本周五郎 「新潮記」
...伊兵衛は雪に煙る鬼鉾山塊を見やった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...しかし蒲鉾小舎は以前のままで...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...五里行くとその旗鉾という村へ出た...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...五里行くとその旗鉾といふ村へ出た...
吉江喬松 「山岳美觀」
...鉾(ほこ)を捨て...
吉川英治 「三国志」
...相手の鉾を交わして高氏は逆に澄まし込んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...鉾(ほこ)をかえて挑発している詭弁(きべん)のもののようだし...
吉川英治 「私本太平記」
...鉾(ほこ)を御当家に向け直すような惧(おそ)れがないとは限りません...
吉川英治 「新書太閤記」
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