...骸骨のあらわれないうちに鉦をさっさと鳴らして...
海野十三 「骸骨館」
...どこやらで鉦たたき(?)が鳴いてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...くちばしで鉦(かね)をたたく山雀(やまがら)だとか...
塚原健二郎 「海からきた卵」
...鉦(かね)を持て来いよ」呼ばれた十二三の子が紐(ひも)をつけた鉦と撞木(しゅもく)を持て来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...遥なる木母寺(もくぼじ)の鉦鼓(しょうこ)に日は暮れ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...鉦皷鳴リ砲銃鳴リ...
成島柳北 「他山の石」
...――まさか鉦太鼓で搜すわけにも行くめえから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...思ひ出したやうに小さい笊鉦(ざるかね)などを鳴らすのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸の左右(さう)むかひの亭主登られて 芭蕉こちにもいれどから臼を貸す野坡(やば)方々に十夜(じふや)のうちの鉦(かね)の音(おと)芭蕉という有名な一続きがあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...我跡(わがあと)からも鉦鼓(しょうこ)打ち来る嵐蘭(らんらん)山伏を切つて掛けたる関の前 翁鎧(よろい)もたねば成らぬ世の中洒堂(しゃどう)なども...
柳田国男 「木綿以前の事」
...冬になると一晩(ひとばん)としていわゆる鉦(かね)太鼓(たいこ)の音を聞かぬ晩はないくらいであったという...
柳田国男 「山の人生」
...鉦太鼓でさがすというはじつは変なことだが...
柳田国男 「山の人生」
...いずれにしても迷子の鉦太鼓が...
柳田国男 「山の人生」
...蝋燭立(ろうそくたて)、鉦(かね)、線香立、花立なども、安物だがひととおり揃(そろ)っていた...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...蜀軍は鉦鼓(しょうこ)を鳴らし...
吉川英治 「三国志」
...陣鉦(じんがね)や押し太鼓の乱打も...
吉川英治 「私本太平記」
...みなその鉦(かね)のなかにしずんでいた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...地蔵菩薩(じぞうぼさつ)に鉦(かね)を手向(たむ)けながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
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