...半ば機械的にベルの鈕(ボタン)を押した...
芥川龍之介 「影」
...青年の胸の金鈕(きんボタン)へ...
芥川龍之介 「将軍」
...……」それは金鈕(きんボタン)の制服を着た二十二三の青年だった...
芥川竜之介 「歯車」
...反射的にべルの鈕(ボタン)を押した...
芥川龍之介 「歯車」
...三千万人の国民の住家に錠も鍵も閂(かんぬき)も戸鈕も――いや...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...引出しを引張り出すに用いる鈕(つまみ)になっているが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...森川は立襟の洋服の鈕(ボタン)を脱(はづ)して風を入れ乍ら...
石川啄木 「鳥影」
...森川は上衣の鈕をかけて...
石川啄木 「鳥影」
...お前はこの薔薇を控鈕(ボタン)の穴にお插し...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...司祭(しさい)の肩なる鉤鈕(かぎぼたん)の如く...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...私達は短衣(ヴェスト)の扣鈕(ボタン)を突つき合って...
谷譲次 「踊る地平線」
...円鈕(ノッブ)を前に押しながら...
夏目漱石 「虞美人草」
...飛び上りものだ」かちゃりと入口の円鈕(ノッブ)を捩(ねじ)ったものがある...
夏目漱石 「虞美人草」
...だぶだぶして体に合わない胴着との控鈕(ボタン)をはずした...
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 森鴎外訳 「橋の下」
...控鈕をはずしてから...
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 森鴎外訳 「橋の下」
...伯爵夫人の指揮ですぐ腹部の釦鈕(ボタン)を開く...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...鈕(ぼたん)にはこれを附けるようにと云いながら...
夢野久作 「白髪小僧」
...大きな金剛石(ダイヤモンド)の鈕(ぼたん)を着けた紫色の男の服に華奢(きゃしゃ)な銀作りの剣を吊るして...
夢野久作 「白髪小僧」
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