...説教因縁除睡鈔(せっきょういんねんじょすいしょう)と言う本を読んでいた...
芥川龍之介 「死後」
...「出家とその弟子」が私を「歎異鈔」に導いたのは...
外村繁 「澪標」
...文淵閣に鈔寫して保存した本...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...反音鈔などいふ書には此の關係を十分にあらはして居る...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...まだ世間に流布(るふ)されていない秘本をずいぶん持っていましたからね……『日蓮ハ日本国東夷東条安房ノ国海辺ノ旃陀羅(せんだら)ガ子ナリ!』これは佐渡御勘気鈔(さどごかんきしょう)という本のうちにあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生の「春草堂詩鈔」に次の如き長詩がある...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...春草堂詩鈔の北郡の諸詩を読んで行けば...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...あるいはいわゆる『略文類』または『略書』すなわち『浄土文類聚鈔』の中にある『念仏正信偈』は浄土史観を述べたものである...
三木清 「親鸞」
...『末燈鈔』に収められた慶信の師親鸞への消息の中には...
三木清 「親鸞」
...高等学校時代に初めて見て特に深い感銘を受けたのは『歎異鈔』であった...
三木清 「読書遍歴」
...右の金源三の一条は塵添埃嚢鈔七巻二章にあると...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...『塵添嚢鈔』九に「カンコ苔(こけ)深しなんど申すは何事ぞ...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒は其裏を装修するに古鈔仏経を以てしてあると云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大抵鈔本であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鈔録は詮ずるところ彼のハルトマンが原書とおなじく...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...古いところでは『倭名鈔』の郷名に上総(かずさ)畔治(あはる)郷がある...
柳田國男 「地名の研究」
...すでに『倭名鈔(わみょうしょう)』の郷名に見え...
柳田國男 「地名の研究」
...たぶん原本からなにか鈔録(しょうろく)しているのであろう...
山本周五郎 「日本婦道記」
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