...鈎は自ら新型を工夫して...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...一間程の綸に鈎をつけ...
石井研堂 「元日の釣」
...一番大きな教会よりも広い部屋に、鈎も、紡錘も、糸巻も附いた、紡ぐ機械が何万台も置いてある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...重い物体をひっかける化物(ばけもの)のようにでっかい鈎(かぎ)が...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...微月の銀鈎空しく懸れる一室は...
高山樗牛 「瀧口入道」
...魚というものは普通餌(えさ)も鈎(かぎ)もない糸を食うものではないということは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...動物物質では、血液(強壮剤として)、胆汁、ミルク(ヒト、メウシ、ゾウ、ラクダ、メヒツジ、メウマ)、バター(好まれた構成物)、乳清、蜂蜜、脂肪、骨髄、肉、皮膚、精液、骨(ヤギの骨を膏薬に)、歯、腱、角、鈎爪、爪(マラリアに対する燻蒸)、髪(皮膚傷のために燃やす)、胆石(オウシの)、尿(メウシの)、糞(メウシの糞は炎症に、ゾウの糞はハンセン病に)...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...(第四十圖(だいしじゆうず))第四十圖 日本發見石器及び骨角器(1)(2)石棒(3)石冠(4)錘り石(5)獨鈷石(6)石皿(7)雨だれ石(8)骨針(9)(10)骨鈷(11)(12)(13)骨鏃(14)(15)(16)骨製鈎針(17)骨製浮孔口(18)骨製弓筈今(いま)まで申(まを)しました石器(せつき)は...
濱田青陵 「博物館」
...その端を鈎形に折りまげました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...欅の大きな庇(ひさし)看板に釣鈎(つりばり)と河豚(ふぐ)を面白い図柄に彫りつけてあるので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...忘れてもほかの釣鈎で釣ってはならねえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いつものように薪箱に手鈎をひっかけてひきずり出す音がきこえ...
久生十蘭 「海豹島」
...鈎のついたロープを鉄棒にからませ...
久生十蘭 「魔都」
...六本の足には釣針(つりばり)みたいな鈎爪(かぎつめ)をもつてる...
槇本楠郎 「かぶと虫」
...先生はつけ板の端に並べた三本の鈎...
山本周五郎 「季節のない街」
...湖水の底へ鈎綱(かぎづな)をおろしながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水揚げ鈎(かぎ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...周馬はいまいましそうに鈎縄(かぎなわ)のほうへ取ッついた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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