例文・使い方一覧でみる「鈍間」の意味


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...如何に鈍間(とんま)な鼠でも鈴を着けた猫に捕られるようなことはあるまい...   如何に鈍間な鼠でも鈴を着けた猫に捕られるようなことはあるまいの読み方
石田孫太郎 「猫と色の嗜好」

...そして鈍間の七面鳥よりはずつと長く生きる...   そして鈍間の七面鳥よりはずつと長く生きるの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...鈍間(とんま)な刑事を殴(なぐ)りたおしたい衝動(しょうどう)に駆(か)られたのを...   鈍間な刑事を殴りたおしたい衝動に駆られたのをの読み方
海野十三 「省線電車の射撃手」

...鈍間(のろま)なる男よ...   鈍間なる男よの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ほんとに汝(おまへ)さんのやうな鈍間(のろま)なんざ...   ほんとに汝さんのやうな鈍間なんざの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...牛のやうに鈍間(のろま)で...   牛のやうに鈍間での読み方
薄田泣菫 「茶話」

...何処(どこ)までも自分の鈍間(のろま)と云うものであろうか...   何処までも自分の鈍間と云うものであろうかの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...鈍間(のろま)な巡査も思わず身軽について行った...   鈍間な巡査も思わず身軽について行ったの読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」

...為(す)ることは鈍間(のろま)でも...   為ることは鈍間でもの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...鈍間(のろま)らしい風付(ふうつき)であった...   鈍間らしい風付であったの読み方
徳永直 「戦争雑記」

...「あんまり鈍間(のろま)らしくつて...   「あんまり鈍間らしくつての読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...」あまり私の歩き振りが鈍間なので...   」あまり私の歩き振りが鈍間なのでの読み方
牧野信一 「剥製」

...鈍間で臆病でその上慾深であるために実地の採集が極めて稚拙だつたから...   鈍間で臆病でその上慾深であるために実地の採集が極めて稚拙だつたからの読み方
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」

...家までやとったまだ若い車夫はずるくて鈍間でゆるい足袋を雨上りのぬかるみにつけてベジャベジャベジャベジャ勢のない音を出してゆるゆると走った...   家までやとったまだ若い車夫はずるくて鈍間でゆるい足袋を雨上りのぬかるみにつけてベジャベジャベジャベジャ勢のない音を出してゆるゆると走ったの読み方
宮本百合子 「悲しめる心」

...そんな鈍間(のろま)なおじさまじゃないでしょう...   そんな鈍間なおじさまじゃないでしょうの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...こいつは迚(とて)も動物とは思えないほど鈍間(のろま)なんだから...   こいつは迚も動物とは思えないほど鈍間なんだからの読み方
蘭郁二郎 「植物人間」

「鈍間」の読みかた

「鈍間」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鈍間」

「鈍間」の英語の意味


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