...根が愚鈍な淡白(きさく)者だけに面白がつて盛んに揶揄(からか)ふ...
石川啄木 「菊池君」
...はるかにその美に感ずる力が鈍くなり...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...脂じみた朴歯(ほおば)の下駄で鈍重に動作し...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...鈍い縁を花で飾られたその鏡の中にアン・バーリーの子供っぽい顔が現れるのではないか...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...この鈍骨の先達(せんだつ)に...
中里介山 「大菩薩峠」
...仲間の学生たちのなかの愚鈍な連中から金をまき上げて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...気附かずにたゞ己れの愚鈍に安住しようとした...
牧野信一 「鏡地獄」
...」斯んな無神経な手合にかゝつては此方がやり切れない――彼は自分の鈍感も忘れて...
牧野信一 「父を売る子」
...いまだに記憶力が鈍ったとか...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...元の輪郭にもどつてゆく鈍い時間的の美しさに私は見とれた...
室生犀星 「帆の世界」
...俗人の愚鈍と理解の欠如とが彼ら百姓に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...甲谷の鈍い酔体を眺めたまま...
横光利一 「上海」
...まして、馬といふ動物は、何となく、人情ツぽい、いや愚鈍なほど、情に順なところがあつて、これが何かのことで斃死すると、家族のひとりを失つたやうな氣のするものだ...
吉川英治 「折々の記」
...槍さきを鈍(にぶ)らせては...
吉川英治 「新書太閤記」
...年よりの鈍(どん)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...下町の商家の奥というものは一体に何処の茶の間でも鈍い光線と妙な冷気をもって暮しているが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...鈍(にぶ)い力で地べたを叩く...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...まるで鈍重な意地そのものゝやうに見える...
若杉鳥子 「烈日」
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