...釣りに行くときには釣鉤を持っていかなくてはいけない...
...釣鉤を外すのに苦労した...
...最近、釣鉤のデザインが進化している...
...後ろについた釣鉤が引っかかってしまった...
...特に大きな魚を釣る場合は、強い釣鉤が必要だ...
...鉤には誰かが河豚(ふぐ)にでも切られたらしい釣鉤と錘具(おもり)とが引つ懸つてゐるばかしで鱚らしいものは一尾(ぴき)も躍(をど)つてゐなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ニューヨークの湖水では水面下八十フィートのところでマスのために仕掛けられた釣鉤(つりばり)でカイツブリがつかまえられたそうだが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...犯罪の手段の方が、検察陣の方をリードするし、国民の体質低下が軍部を刺戟するし、毒菌は注射薬に対して抵抗を増加するし、と云うことになると」私は、何が何だか分らなくなって、「何が何だが、わっからないのよう」と云う俗謡を一つどなって、釣鉤を仕舞い、竿を抜いて袋に入れて、早かったけれど、家へ帰って来てしまった...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...一体この釣鉤は誰が垂れてゐるのか! それにしても相当腕の好い釣手に相違ない...
牧野信一 「冬の風鈴」
...私はみみずの胴中を突っ通した釣鉤(つりかぎ)の状態と...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...地獄の釣鉤(つりかぎ)(駿河庵原(いはら))...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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