...何しろ馬鹿に釣れるです...
石井研堂 「元日の釣」
...必ず釣れる方策(ほうさく)に従ふから...
石井研堂 「元日の釣」
...「何か釣れるだかね...
薄田泣菫 「茶話」
...或る農夫の悦び・植ゑた田をまへにひろげて早少女の割子飯・田植もすましてこれだけ売る米もあつて・足音は子供らが草苺採りにきたので・夕凪の水底からなんぼでも釣れる・露けき紙札『この竹の子は竹にしたい』・ほんとにひさしぶりのふるさとのちしやなます(改作再録)山口後河原風景・おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく木かげがあれば飴屋がをれば人が寄つて・ま夏ま昼の火があつて燃えさかる大橋小橋...
種田山頭火 「其中日記」
...魚は釣れなくとも句は釣れる...
種田山頭火 「其中日記」
...私自身でも釣に行くつもりだつたし、樹明君からも誘はれたので、正午のサイレンを聞いて出かける、椹野川尻の六丁といふ場所へ、そして樹明君とも出逢ふ、川は釣れないから沼へ行く、ぼつ/\釣れる、日が傾いて今から釣れるといふ頃、私だけ先きに帰る、途中で六時のサイレンが鳴つた、帰つてすぐ料理、ゆつくりと焼酎の残りを味ひ、たらふく麦飯を食べた...
種田山頭火 「其中日記」
...桟橋の上からでも釣れるが...
壺井栄 「瀬戸内の小魚たち」
...ここで釣れるアメ鱒というのは...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...可笑(おか)しい事に釣れるのも、釣れるのも、みんなゴルキばかりだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...「釣れるかあ?……」「ほうれ...
火野葦平 「花と龍」
...鰯はたやすく釣れるだろう...
正岡容 「寄席」
...田川という川でたなごが釣れる...
山本周五郎 「風流太平記」
...あそこなら餌(えさ)を換える暇もないほど釣れるだがね...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...ひと盛(さか)り鯔(ぼら)が釣れる...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...だからその海底に魚の姿を見ながらに釣れるのです...
若山牧水 「樹木とその葉」
...大抵釣れるつもりだと答えると...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...鮠(はや)などの魚が瀬や淵で釣れる...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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