...掛茶屋の外には針鼠だの大蝙蝠だのの看板を出した見世物小屋も一軒ありしように記憶す...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...ドイツの兎と針鼠の話と同様なものである...
豊島与志雄 「文学以前」
...獅子も針鼠を食うことができない...
中里介山 「大菩薩峠」
...御世辞じゃない事よ」針鼠(はりねずみ)は撫(な)でれば撫でるほど針を立てる...
夏目漱石 「虞美人草」
...光の針鼠のように...
火野葦平 「花と龍」
...其球(そのボール)は生(い)きた針鼠(はりねずみ)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...再(ふたゝ)び始(はじ)めやうとすると針鼠(はりねずみ)が...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...針鼠(はりねずみ)を取(と)らうとして戰(たゝか)つてゐますと...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...女王樣(ぢよわうさま)の針鼠(はりねずみ)で蹴鞠(けまり)をしやうとしたの...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...それよりも自分(じぶん)の針鼠(はりねずみ)を探(さが)しに行(ゆ)きました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...二疋(ひき)の針鼠(はりねずみ)が他(た)の一疋(ぴき)の針鼠(はりねずみ)を好(い)いやうに使(つか)つて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...二疋(ひき)の針鼠(はりねずみ)の姿(すがた)は見(み)えませんでした...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...一瞬のまに射立てられた矢は全身に刺さってまるで針鼠のようになっていた...
吉川英治 「三国志」
...針鼠のように釘の如き棘(とげ)を一面に植え...
吉川英治 「三国志」
...軍は負け色立つと見るや鉄の針鼠を無数に繰り出して縦横に血の軌(わだち)をえがき...
吉川英治 「三国志」
...みな針鼠(はりねずみ)のように戦(そよ)ぎ立った...
吉川英治 「新書太閤記」
...針鼠(はりねずみ)のように戦気で膨(ふく)らむかと見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...番をしなけりゃならぬのは穴熊や針鼠や(チャー)だ...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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