...釘づけになってしまった...
海野十三 「四次元漂流」
...彼の両眼の釘づけになった箇所を見た...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...釘づけになったように身動きも出来なかったのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...ただの板を釘づけにしただけの荷造り用の木箱でさえ...
谷譲次 「踊る地平線」
...やがて新撰組の歴史を釘づける運命的な地盤そのものに達するには...
服部之総 「新撰組」
...」と教壇の上で一人が釘づけになって...
原民喜 「奇蹟」
...ここに釘づけになっているのは守宮でなくて蠑(いもり)だ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...釘づけされている...
火野葦平 「花と龍」
...うへの桁に釘づけにしてある...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...室内にある何物かに釘づけにされてしまいました...
平林初之輔 「祭の夜」
...やっぱり釘づけにされた...
堀辰雄 「雉子日記」
...可笑しいほど厳重に釘づけにして行った...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...蔵(くら)の戸前は厳重に釘づけとなっているし...
吉川英治 「江戸三国志」
...関東二万余騎を金剛山の下に釘づけにされているなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...後難を怖れてただ釘づけになっていた...
吉川英治 「親鸞」
...釘づけにしてよろしい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そうしてしばらくはそこに釘づけになっている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その職分に釘づけにするという政策が打ち立てられた...
和辻哲郎 「鎖国」
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