...四時半、小金馬漸く来る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...数人の成金馬鹿が活動資金を与えるものだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...現今の三遊亭金馬君が「居酒屋(ずっこけ)」のまくらに振り...
正岡容 「大正東京錦絵」
...やがて三遊亭金馬君がこの社からさっそうと売り出すのであるが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...現にこの前後、私は年に幾度か上京して、先々代正蔵、金語楼、金馬、現下の正蔵の諸君に二人会を演らせてもらったことがある...
正岡容 「わが寄席青春録」
...それにしても金語楼君には報知講堂で、金馬君、正蔵君とはそれぞれ神田の立花亭で、別に先々代正蔵君のは銀座の東朝座での独演会を一席助演した...
正岡容 「わが寄席青春録」
...金語楼君なり金馬君なり正蔵君なりがその晩の上がり(収入)を折半して多分私には大阪からわざわざきたからとてやや余計分よこしてくれただろう...
正岡容 「わが寄席青春録」
...続わが寄席青春録第一話 正蔵君 金馬君 米若君私が正式に東京に帰ってきたのは昭和四年の春だった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...この時には四谷石切横丁にいた三遊亭金馬君の家へ私は泊まり...
正岡容 「わが寄席青春録」
...金馬君はようやく売り出しという時代で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...トントン拍子に金馬君は旭日昇天の人気者になった(重松の善達もこのニットーの節調が一番哀しく美しいのに...
正岡容 「わが寄席青春録」
...金馬君のところへ逃げ込んだ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...『大清一統志』三〇五、雲南(うんなん)に、金馬、碧鶏二山あり...
南方熊楠 「十二支考」
...『漢書』に宣帝神爵と改元した時、あるいは言う、益州に、金馬、碧鶏の神あり...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒はをして清川金馬の養子たらしめた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...殆為金馬門之想云(ほとんどきんばもんのおもいをなすという)」と記(き)してある...
森鴎外 「渋江抽斎」
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