...しばらくは胴衣(チョッキ)の金鎖(きんぐさり)を太い指にからめていたが...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...ずたずたに引裂かれたフロックや切られた時計の金鎖などを示すのでありました...
石川三四郎 「浪」
...時計の金鎖胸にきらきら...
泉鏡花 「活人形」
...無数の真珠の糸やら金鎖やら...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...時々ちらつく金鎖に...
田澤稲舟 「五大堂」
...白金鎖も、絡み合った二匹の蛇体を象(かたど)っている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...金鎖をからませていた...
豊島与志雄 「椎の木」
...時計の金鎖を胸にからませ...
豊島与志雄 「街の少年」
...眠っていた眼を醒(さま)しかけた金鎖のあとへ...
夏目漱石 「虞美人草」
...兄(あに)は角帯(かくおび)に金鎖(きんぐさり)を巻(ま)き付(つ)けて...
夏目漱石 「それから」
...兄は角帯に金鎖を巻き付けて...
夏目漱石 「それから」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...金鎖(くさり)についています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...まさか金鎖(かなぐさり)で繋(つな)いどくわけにもいかないでしょ」そして彼女は二人の若者たちに云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...金鎖(きんぐさり)を胸高(むなだか)にかけて...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...「きっと身受けして本妻に」と行く先々で嬉しがらせる金鎖……...
夢野久作 「鼻の表現」
...知らぬ」「八門金鎖(きんさ)の陣です...
吉川英治 「三国志」
...金鎖(きんさ)の甲(よろい)をぬいで...
吉川英治 「三国志」
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