例文・使い方一覧でみる「金輪際」の意味


スポンサーリンク

...喜寿を迎えると、金輪際ともう女房にイヤミを言わないことに決めた...   喜寿を迎えると、金輪際ともう女房にイヤミを言わないことに決めたの読み方

...金輪際(こんりんざい)拝し得られぬ苦しみは忍びようがなかった...   金輪際拝し得られぬ苦しみは忍びようがなかったの読み方
有島武郎 「クララの出家」

...いくら論じたって彼らには金輪際(こんりんざい)わかりっこないことを知っているからだ――私は紳士的微笑とともにしずかに麺麭(パン)をむしりながら話題を転じただけだった...   いくら論じたって彼らには金輪際わかりっこないことを知っているからだ――私は紳士的微笑とともにしずかに麺麭をむしりながら話題を転じただけだったの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...またお母さんに聞いたって金輪際それを明す訳はないと思っているから...   またお母さんに聞いたって金輪際それを明す訳はないと思っているからの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...この件については金輪際口にするなと...   この件については金輪際口にするなとの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」

...金輪際やまるものじゃないんだ...   金輪際やまるものじゃないんだの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...そして金輪際その秘密を守りますよ』『まあ...   そして金輪際その秘密を守りますよ』『まあの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...毒々しい憎悪は金輪際ありませんでした...   毒々しい憎悪は金輪際ありませんでしたの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...一旦仰せ出された上は金輪際(こんりんざい)變替は遊ばされぬ...   一旦仰せ出された上は金輪際變替は遊ばされぬの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...萬事にかけて清潔なことは金輪際...   萬事にかけて清潔なことは金輪際の読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」

...ちよつと右左を御覽になる、その度ごとにお眉とお眼がちらほらと……ちえつ、なまんだぶ、おれはもう助からん、金輪際、助かりつこない! それはさうと、なんだつてまたこんな雨降りにお出ましになつたんだらう! 成程これで、女つてものはどこまで襤褸つ切れに眼がないかつてことがわかる...   ちよつと右左を御覽になる、その度ごとにお眉とお眼がちらほらと……ちえつ、なまんだぶ、おれはもう助からん、金輪際、助かりつこない! それはさうと、なんだつてまたこんな雨降りにお出ましになつたんだらう! 成程これで、女つてものはどこまで襤褸つ切れに眼がないかつてことがわかるの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」

...マニーロフは我等の主人公の手を金輪際はなすまいとして...   マニーロフは我等の主人公の手を金輪際はなすまいとしての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...ぢや、まあ、お話をするが、もう金輪際、これがほんとのおしまひですよ...   ぢや、まあ、お話をするが、もう金輪際、これがほんとのおしまひですよの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...「はあて!」「はあてだと、まつたくそれこそ、はあてだて! ちえつ、あの委員の畜生めが、旦那衆のうちで梅酒を呑みくさつた後で口を拭くことも出来なくなりやあがればいいんだ、こねえな、金輪際、小麦ひとつぶ捌けつこねえ、忌々しい土地を市場にきめやあがつて...   「はあて!」「はあてだと、まつたくそれこそ、はあてだて! ちえつ、あの委員の畜生めが、旦那衆のうちで梅酒を呑みくさつた後で口を拭くことも出来なくなりやあがればいいんだ、こねえな、金輪際、小麦ひとつぶ捌けつこねえ、忌々しい土地を市場にきめやあがつての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...男女というものは長くつきあっているうちに愛しあうようになるなんてことは金輪際ないと妾は思うんです...   男女というものは長くつきあっているうちに愛しあうようになるなんてことは金輪際ないと妾は思うんですの読み方
平林初之輔 「華やかな罪過」

...金輪際やめたつもりでゐたのだが...   金輪際やめたつもりでゐたのだがの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...さて、桐渡ガラドウが、今更そんな風に私の方を向いて、先生――などゝ呼びかけても、もう私は金輪際、返事などをするものか...   さて、桐渡ガラドウが、今更そんな風に私の方を向いて、先生――などゝ呼びかけても、もう私は金輪際、返事などをするものかの読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...頭を下げて御座るまでは金輪際口を割らん積りじゃったが」「……人の悪い……そげな事じゃろうと思うたけに...   頭を下げて御座るまでは金輪際口を割らん積りじゃったが」「……人の悪い……そげな事じゃろうと思うたけにの読み方
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」

...金輪際こんなことはいいもしないが...   金輪際こんなことはいいもしないがの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「金輪際」の読みかた

「金輪際」の書き方・書き順

いろんなフォントで「金輪際」


ランダム例文:
口銀   延焼   むせびなき  

【初心者向け】見たまま改行で保存できる!無料手書きフォント作成ツールの新機能ガイド

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
危機的   有志連合   脂肪肝  

スポンサーリンク

トップへ戻る