例文・使い方一覧でみる「金屏風」の意味
スポンサーリンク...部屋の雰囲気を高級感あるものにするために、金屏風を設置した... 
...無言の中、金屏風の向こうに座る相手が気になり始めた...
...和室の一角に、金屏風で仕切られた空間がある...
...金屏風の向こうから小さな子供の声が聞こえてくる...
...金屏風には、美しい山水画が描かれていた...
...金屏風（きんびやうぶ）に御威光（ごゐくわう）を輝（かゞや）かして...
泉鏡太郎 「畫の裡」
...金屏風（きんびょうぶ）立てて在る奥の二階の部屋に案内された...
太宰治 「デカダン抗議」
...金屏風で隔てられた次の桟敷へはよく響くのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...六枚折りの古色を帯びた金屏風が立てめぐらされたその外（はず）れから...
中里介山 「大菩薩峠」
...この痩所帯（やせじょたい）に金屏風だけが光っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...竜之助は全く金屏風の竹と椿の中に没入してしまっていて見られません...
中里介山 「大菩薩峠」
...大廣間の後に立てられた金屏風も取拂はれた...
長塚節 「菜の花」
...その前には鶴と浪（なみ）を一面に描いためでたい一双の金屏風（きんびょうぶ）が立て廻してあった...
夏目漱石 「行人」
...入口の金屏風の所でしばらく観覧席を見渡しながら躊躇（ちゅうちょ）していたが...
夏目漱石 「行人」
...金屏風（びょうぶ）...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金屏風（びょうぶ）の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...美智子の室に可成大きな二つ折りの金屏風があることなのです...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...広業が松を描いた六曲の金屏風が一双あって...
宮本百合子 「上林からの手紙」
...交山が松竹を一双の金屏風（きんびょうぶ）に画いたのを見た...
森鴎外 「細木香以」
...金屏風の金箔を剥がしたり器物の金具をつぶしたり...
山本笑月 「明治世相百話」
...たれかゞそのときの御賞典カツプを金屏風の前にすゑて寫眞を撮つてゐたのを見て...
吉川英治 「折々の記」
...かたわらに繞（めぐ）らした金屏風（きんびょうぶ）のうちに...
吉川英治 「新書太閤記」
...正面に金屏風（きんびょうぶ）をすえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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