...「金堂に安置してある...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...元気を出して金堂の方へ行って見た...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...法隆寺金堂の四天王像に通じていることからも考えられる...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...これは實(じつ)に日本(につぽん)の法隆寺(ほうりゆうじ)の金堂(こんどう)の繪畫(かいが)にも比(くら)ぶべき...
濱田青陵 「博物館」
...向うの金堂(こんどう)や塔などが立ち並んでおのずから厳粛な感じのするあたりとは打って変って...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...金堂の壁画は、破損崩壊をふせぐために、近所の倉庫に移されているのである...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...光明后は亡き母に対する情熱のために西金堂の建立(こんりゅう)について特に熱心な注意を払われたに相違ない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...十四西の京――唐招提寺金堂――金堂内部――千手観音――講堂法華寺で思わず長座をしたので...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...講堂薬師三尊――金堂薬師如来――金堂脇侍――薬師製作年代...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あの偉大な金堂薬師如来の作者がわからないのも無理はないであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...もちろんあの金堂の薬師如来から大した芸術的印象を受けなかったというその日の気分では...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その屋根の縦横の釣り合いは唐招提寺金堂(とうしょうだいじこんどう)の屋根のようだと思えばよい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この金堂を唐招提寺の金堂に比べても同じように建築の上に現われた天平仏と推古仏の相違は感ぜられるだろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...金堂の三尊のやうにまつ黒な色にはなつて居らず...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...唐招提寺の金堂に似てゐる...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...内部を参観したのは金堂と開山堂とだけで...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...救世観音(くせかんのん)を本尊とする金堂(こんどう)を中心に伽藍(がらん)がある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...たとえば法隆寺金堂におけるごとく...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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