例文・使い方一覧でみる「釐」の意味


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...凡人たらざる半面と共に凡人たる半面をも指摘するのと毫(がうり)の相違に過ぎないかも知れない...   凡人たらざる半面と共に凡人たる半面をも指摘するのと毫釐の相違に過ぎないかも知れないの読み方
芥川龍之介 「大久保湖州」

...科学者が天体を観測するに方(あた)って毫(ごうり)の違算がしばしば何千万億の錯誤を来(きた)すと同様に...   科学者が天体を観測するに方って毫釐の違算がしばしば何千万億の錯誤を来すと同様にの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...「遍照岡崛ノ枯枝落葉毫モ之ヲ採ルトキハ厳祟ヲ施ス...   「遍照岡崛ノ枯枝落葉毫釐モ之ヲ採ルトキハ厳祟ヲ施スの読み方
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」

...坐(ざ)するごとに一々指頭をもって座布団(ざぶとん)畳(たたみ)等の表面を撫(な)で試み毫(ごうり)の塵埃(じんあい)をも厭(いと)いたりき...   坐するごとに一々指頭をもって座布団畳等の表面を撫で試み毫釐の塵埃をも厭いたりきの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...彼の最もよいと云われるところは我輩から見れば毫(ごうり)の差が天地の距りとなっている...   彼の最もよいと云われるところは我輩から見れば毫釐の差が天地の距りとなっているの読み方
中里介山 「生前身後の事」

...毫(ごうり)も差あれば天地はるかに隔たるとは...   毫釐も差あれば天地はるかに隔たるとはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...毫(ごうり)も差あれば天地遥かに隔たると申しました...   毫釐も差あれば天地遥かに隔たると申しましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...毫(ごうり)の争に千里の恨を報ぜんとする心からである...   毫釐の争に千里の恨を報ぜんとする心からであるの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...愛する人が自分から離れて行こうとする毫(ごうり)の変化...   愛する人が自分から離れて行こうとする毫釐の変化の読み方
夏目漱石 「明暗」

...徳川の施政上に毫(りごう)の権力を持たず...   徳川の施政上に釐毫の権力を持たずの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...設立のその日より毫(りごう)も仮(か)すところなくして...   設立のその日より釐毫も仮すところなくしての読み方
福沢諭吉 「旧藩情」

...さて毫(がうりん)も徴求せずにゐた...   さて毫釐も徴求せずにゐたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...談理まことに毫(がうり)の益を文壇に與ふることなからむか...   談理まことに毫釐の益を文壇に與ふることなからむかの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...土間に七(しちりん)が二つ置いてある...   土間に七釐が二つ置いてあるの読み方
森鴎外 「鶏」

...春は別当と同じ七で物を烹(に)る...   春は別当と同じ七釐で物を烹るの読み方
森鴎外 「鶏」

...石田は翌日米櫃やら、漬物桶やら、七やら、いろいろなものを島村に買い集めさせた...   石田は翌日米櫃やら、漬物桶やら、七釐やら、いろいろなものを島村に買い集めさせたの読み方
森鴎外 「鶏」

...七の前にしやがんでゐたのが...   七釐の前にしやがんでゐたのがの読み方
森林太郎 「身上話」

...弥子瑕に道(よ)りて(り)夫人を見たり...   弥子瑕に道りて釐夫人を見たりの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「釐」の読みかた

「釐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「釐」

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