...脈を見るのをつけたりにして肉付を量り...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...予め自分の力量と資本とを量り...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...利便の量り知るべからざるものがあると思われるのですが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...△酒の量りのよさわるさが妙に神経にこたえる...
種田山頭火 「其中日記」
...その二つは酒の量りのよかつたこと...
種田山頭火 「其中日記」
...林田に白土とセメントの量り方を委せておくのだった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...天の機は我々が心に量り難きに...
樋口一葉 「花ごもり」
...その用の価(あたい)は子を養教するの用に比較して綿密に軽重を量りたるか...
福沢諭吉 「教育の事」
...眩輝の異しい漲落を胸に量り 額をもたげて愛のやうな 荒繩のやうな強力の酔ひをこの躯に糾ふのだ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...私は感慨すこぶる量りなきものがあった...
正岡容 「寄席行燈」
...七つの天を量り得るとも...
三木清 「人生論ノート」
...けれ共悲しみの深さは量り知れない...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...われはハルトマンの烏有先生が逍遙子の言を聞かば斯くいふべしとおもひ量りて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...別当はあれで麦を量りはしないかと云うのである...
森鴎外 「鶏」
...量り出す時にはいくらでも勝手に量り出すのである...
森鴎外 「鶏」
...端から桝又は古椀の類を以て量り出す...
柳田國男 「食料名彙」
...この器をもって家に働く者の名を思いつつ量り出せば...
柳田国男 「木綿以前の事」
...情の深さを味わいのこまやかさで量り...
和辻哲郎 「転向」
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