...神様が人間にこの宇宙の謎を解くやうにと恵んで下さつた理知の力で量り出したのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...このところ深さを量り得たものがないと云ふ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...*2 「用意したる所の雪を尺をもつて量りしに」の雪と尺との間の『を』字は誤まつて挿入したものと思ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...利便の量り知るべからざるものがあると思われるのですが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...量り知れないものがあろうと思われるのであります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...△酒の量りのよさわるさが妙に神経にこたえる...
種田山頭火 「其中日記」
...林田に白土とセメントの量り方を委せておくのだった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...與之助が立身の機は一ト度うしなひて又の日の量り難きに...
樋口一葉 「花ごもり」
...天の機は我々が心に量り難きに...
樋口一葉 「花ごもり」
...その用の価(あたい)は子を養教するの用に比較して綿密に軽重を量りたるか...
福沢諭吉 「教育の事」
...殆ど量り知れないものがあつたはずだ...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...しかし私はこの量り難い宝が自己の外に尋ねらるべきものではなくて...
三木清 「人生論ノート」
...量り出す時にはいくらでも勝手に量り出すのである...
森鴎外 「鶏」
...また或る人から見ればそれこそ量りしられぬ結果をもたらすものなのです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ちょうどお葬式に悲哀を添えるために雇われる人々のように、彼らはその涙を、その悲嘆をさえ、切り売りし、量り売りする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...端から桝又は古椀の類を以て量り出す...
柳田國男 「食料名彙」
...端から桝または古椀の類をもって量り出す...
柳田國男 「食料名彙」
...そこには量り知れぬ富があり...
和辻哲郎 「鎖国」
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