...脈を見るのをつけたりにして肉付を量り...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...身の高(たけ)を量りて甕(みか)に酒を釀(か)み五...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...自分の手の上でその目方を量り...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...量り知られぬおびただしき金銀をにわかにわがものにして...
太宰治 「新釈諸国噺」
...利便の量り知るべからざるものがあると思われるのですが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...量りが悪いといふので嫌味をいはれた...
種田山頭火 「行乞記」
...その二つは酒の量りのよかつたこと...
種田山頭火 「其中日記」
...水っぽい葡萄酒やビールの量りの悪いことをぶつぶつ言いながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...二人の勇士量りなき威力を持ちて猛然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...兼(かね)て御為筋の儀を存じ量り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...殆ど量り知れないものがあつたはずだ...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...七つの天を量り得るとも...
三木清 「人生論ノート」
...しかし私はこの量り難い宝が自己の外に尋ねらるべきものではなくて...
三木清 「人生論ノート」
...貴賤往来の人を量り見るに...
南方熊楠 「十二支考」
...別当はあれで麦を量りはしないかと云うのである...
森鴎外 「鶏」
...勝手に量り出して食うというに至っては...
森鴎外 「鶏」
...量り出す時にはいくらでも勝手に量り出すのである...
森鴎外 「鶏」
...しかるにこの器にて量り始めてより...
柳田国男 「遠野物語」
便利!手書き漢字入力検索