...と愚昧なる推量をして...
太宰治 「お伽草紙」
...論語の酒無量不及乱といふ言葉は...
太宰治 「津軽」
...此の人がこんなにもすぐれた器量を持ちながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...読者はきっと河内介が臭いと推量されたであろうが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...あるひはむしろ定量を有するものの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もはや決定さるべき情緒や行為を数量的に定めることもできないのみならず...
寺田寅彦 「科学と文学」
...なおエピキュリアンが時を素量的のものと考えたという事を何かで読んだことがあるが...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...むしろ量的なるものの質化への方向をたどって...
中井正一 「リズムの構造」
...鈴木少年家老の器量...
中里介山 「大菩薩峠」
...この水量が一滴でも増加すべき筋合いのものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼(かれ)は其(その)重量の為(ため)に...
夏目漱石 「それから」
...吾人の測量された地図によれば...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何時だか時間を推量(すいりょう)するのが困難(こんなん)であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...世話役なんぞやる器量で無え...
三好十郎 「おりき」
...すべての貨物の交換価値は、それが製造品であろうと、または鉱山の生産物であろうと、または土地の生産物であろうとに論なく、常に、極めて有利な、かつ生産の特殊便益を有つ者が独占的に享受している所の事情の下において、その生産に足りるであろう所の、比較的少量の、労働によって左右されるのではなく、かかる便益を有たず、引続き最も不利な事情――ここに最も不利な事情とは、必要とされる生産物量を供給するためにその下でなお生産を行うことの必要な、その最も不利な事情を意味する――の下においてそれを生産する者によって、その生産に対し必然的に投下される所の比較的多量の労働によって左右されるのである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼れの地主にはより大なる分量の価値を与えるけれども...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼らをして以前とまさに同一量の必要品を消費し得せしめるために...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...削減されない貨幣のみが用いられた場合に流通界にあるべき銀貨の量を...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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