...野間叟柳(そうりゅう)...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...其往復とも高知伊野間三里だけはいつも人力車に乘つたものである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...又嘗ての『無産者新聞』を野間清治に売り渡すことも不可能だったろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...キング式大衆の観念はキング式ジャーナリズム(野間イズム?)となり...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...今松山に居る野間叟柳氏などもこの人の門人だと聞いている...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...なお敬晨会というはもっぱら老人のみを以て組織された俳句会で、これも予ての知り合であるから、そこへも出席した、この席中には私よりも年長者として、野間一雲、柳原尚山、真部春甫氏などがある...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...余野間翁と共に招がれ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...野間清治氏の雄弁会出版部であり...
長谷川時雨 「九条武子」
...新聞記者の野間と云う男は髪が少年のように素直であった...
林芙美子 「帯広まで」
...梅崎春生、野間宏、椎名麟三、そういう新しい名が雑誌に現れるたびに、私は貪るように読んでみました...
原民喜 「ある手紙」
...八本松・安芸中野間の開通見込が十月十日となつてゐるので...
原民喜 「廃墟から」
...折から野間清治の葬式で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...九月二十三日〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(代筆 島崎鶏二筆「牧草」(一)と野間仁根筆「越後毛渡沢溪流」(二)の絵はがき)〕(一)二十三日この絵をみると悪く親父の今日の気取り方に似た息子という歯がゆい気が致しますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...また遠く筑州(ちくしゅう)の野間の如き...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...筑前の野間(のま)の皿山で盛(さかん)に作る行平(ゆきひら)は...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...南は野間(のま)の皿山(さらやま)にも及び...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...北条から西脇の方へよった野間谷へ出るのに...
柳田国男 「故郷七十年」
...尾張の野間(のま)まで逃げのびて...
吉川英治 「新書太閤記」
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