...野蕗君からも近々訪問するといふうれしいたより...
種田山頭火 「其中日記」
...八時帰庵、野蕗君を待つ...
種田山頭火 「其中日記」
...永井さん来訪、野蕗君徃訪...
種田山頭火 「旅日記」
...――野蕗さんがひよつこり乗り込んで...
種田山頭火 「旅日記」
...とかく飲みすぎ食べすぎ、そしてしやべりすぎる自分をあはれむ、あはれまないではゐられない!・しみじみ濡れて若葉も麦も旅人わたしも雨ふりそゝぐ窓がらすのおぼろ/\に豊川稲荷春雨しとゞ私もまゐりますどしやぶりの電車満員まつしぐら鳳来寺トンネルいくつおりたところが木の芽の雨・ここからお山のさくらまんかいたたずめは山気しんしんせまる春雨の石仏みんな濡れたまふ・石段のぼりつくしてほつと水をいたゞく・人声もなく散りしいて白椿(薬師院)・霧雨のお山は濡れてのぼる・お山しづくする真実不虚・山の青さ大いなる御仏おはす水があふれて水が音たてゝ、しづか・山霧のふかくも苔の花ずんぶりぬれてならんで石仏たちは水が龍となる頂ちかくも・水音の千年万年ながるる・石だん一だん一だんの水音霽れるよりお山のてふてふ四月廿三日曇――晴、野蕗居...
種田山頭火 「旅日記」
...僊君乗車の汽車を待ち合せて共に野蕗居へ...
種田山頭火 「旅日記」
...野蕗君は駅まで出迎へて下さつた...
種田山頭火 「旅日記」
...・なづなやはこべや春ふかく蝶も出てゐる昔ながらの松並木・松風春風振袖ひらひらさせてくる(自転車)よせてはかへす白波のなごやかな三人・椎の若葉のもりあがる空は雲なし・道ははるかな松蝉が鳴きだしたのびのびと寝せていただいて鼠のさわぎまはるのもまつたく雲がないピントをあはせる爆音むくむく雲わく野蕗居小松四五本みどりして奥さんはお留守・声高くお話することもいくねんぶりの春鉢植たくさん子供たくさんの春四月廿四日晴、春寒、風、野蕗居滞在...
種田山頭火 「旅日記」
...野蕗居昨今・こどもら学校へいつてしまうと花ぐもりのカナリヤ・妻を満洲に...
種田山頭火 「旅日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...野蕗老に導かれて...
種田山頭火 「旅日記」
...……野蕗老のまめ/\しさよ...
種田山頭火 「旅日記」
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