例文・使い方一覧でみる「野幇間」の意味

...直（す）ぐに野幇間（のだいこ）と變化（ばけ）る奴（やつ）... 直ぐに野幇間と變化る奴の読み方
泉鏡太郎「一席話」

...野幇間（のだいこ）の仙公には懲（こ）りている... 野幇間の仙公には懲りているの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...本物の野幇間（のだいこ）になりきっている... 本物の野幇間になりきっているの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...野幇間（のだいこ）のような千三つ屋が... 野幇間のような千三つ屋がの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...散ります」野幇間（のだいこ）を稼業のようにしている巴屋（ともえや）七平は... 散ります」野幇間を稼業のようにしている巴屋七平はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...野幇間七平の死骸は... 野幇間七平の死骸はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...散ります」野幇間（のだいこ）を家業のやうにして居る巴屋（ともゑや）七平は... 散ります」野幇間を家業のやうにして居る巴屋七平はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...そのかすりを取ることばかり考へて居るんだ」「清五郎と七平の暮し向はどうだ」「野幇間（のだいこ）を家業のやうにして居るくせに近頃は大變な景氣だ...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...女房のお小夜とそれに番頭の理三郎と野幇間の与作を引付け... 女房のお小夜とそれに番頭の理三郎と野幇間の与作を引付けの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...同じ里見屋の長屋に住む野幇間（のだいこ）の善吉でした... 同じ里見屋の長屋に住む野幇間の善吉でしたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...一年前の八月――」野幇間の善吉は泥に塗（まみ）れた顏を... 一年前の八月――」野幇間の善吉は泥に塗れた顏をの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...野幇間（のだいこ）の奇月が死んだ場所へ... 野幇間の奇月が死んだ場所への読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...野幇間の幸三郎の伜だと言ひましたね」「うん... 野幇間の幸三郎の伜だと言ひましたね」「うんの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...大店（おほだな）に野幇間風情が怒鳴り込むといふのが... 大店に野幇間風情が怒鳴り込むといふのがの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...どんなのが居る」「野幇間（のだいこ）のノラクラ俳諧師（はいかいし）と... どんなのが居る」「野幇間のノラクラ俳諧師との読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...齒ぎしりして口惜しがるのも無理はありませんね」「お妙（たへ）には配偶（つれあひ）はないのか」「木之助といふ野幇間（のだいこ）のやうな野郎が... 齒ぎしりして口惜しがるのも無理はありませんね」「お妙には配偶はないのか」「木之助といふ野幇間のやうな野郎がの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...父は山師の汚名をきたれど未だ野幇間の名は取らざりし... 父は山師の汚名をきたれど未だ野幇間の名は取らざりしの読み方
一葉「暗夜」

...名も高毬（こうきゅう）といわれていた野幇間（のだいこ）の遊び人... 名も高毬といわれていた野幇間の遊び人の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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