...野口(のぐち)のような胃弱は乗らないが好(い)い...
芥川龍之介 「一夕話」
...野口君は、寝巻に着換えてから一人で出て行かれたようですが多分便所へでも行くのだろうと思って別に気にも留めませんでした...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...野口博士の生ひ立ちの記も...
種田山頭火 「其中日記」
...招聘されてアメリカから渡つた野口は...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...私は身長五尺五分、体重十二貫と少し、そして野口は、身長五尺五寸余、体重十六貫ばかり...
豊島与志雄 「食慾」
...野口と木村さんとを比較して考えることもありました...
豊島与志雄 「食慾」
...野口は私たちを置きざりにして...
豊島与志雄 「食慾」
...野口もふだんはそうでしたが...
豊島与志雄 「食慾」
...目指す槍ヶ岳の尖峰は、屹然と中空に聳え、鋸歯状に輪廓を刻んで、左手穂高岳へ連り、右手はゆるやかに延びて、双六、鷲羽、野口五郎、烏帽子、蓮華、などの諸岳となり、大気澄む日には、遙かに白馬岳をも遠望される...
豊島与志雄 「霊気」
...」野口の癖が始ってきた...
豊島与志雄 「別れの辞」
...全く独立したものである(ヨネ・野口訳)」といふ場合の...
中原中也 「我が詩観」
...若山牧水氏の雜誌に書いた私の野口米次郎論にも...
萩原朔太郎 「中央亭騷動事件(實録)」
...私が「野口先生」といふ敬稱を...
萩原朔太郎 「中央亭騷動事件(實録)」
...私と野口君とは急いでバケツを洗つて...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...私は室で野口君や...
水野葉舟 「遠野へ」
...野口重四郎が廊下づたいにやって来た――道場に附属したこの住居(すまい)は...
山本周五郎 「花も刀も」
...明くる朝――時刻になっても野口重四郎は稽古に来なかった...
山本周五郎 「花も刀も」
...つぎは南画の大家野口少蘋...
山本笑月 「明治世相百話」
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