...日本の歴史上、大宰相と呼ばれる重職に就いた人物が何人か存在した...
...いまの重職を辞さなければならぬ...
太宰治 「新ハムレット」
...あの人は五十ちかくなって軍医総監という重職にあった頃でも...
太宰治 「花吹雪」
...家老なり物頭(ものがしら)なりの重職を務め...
柳田国男 「家の話」
...――これら新しい重職はみな若く...
山本周五郎 「落ち梅記」
...その召集人員は殆んど全重職と現役退役を通じて...
山本周五郎 「思い違い物語」
...重職だから、うっかり公表はできないだろう...
山本周五郎 「花も刀も」
...親類のなかには重職もいるので...
山本周五郎 「百足ちがい」
...御一門ほか重職へも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...重職のあいだに疑心を生じさせ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いずれも幕府の重職にある者が四人...
山本周五郎 「山彦乙女」
...大将軍武平侯(たいしょうぐんぶへいこう)という重職に坐った...
吉川英治 「三国志」
...しかしその位置、その重職には、不足ない大将軍たる資格はあるので、衆議異論なく、叡帝(えいてい)またその志を壮なりとして、関西の軍馬二十万馬を与え、以て、孔明を粉砕すべしと、印綬(いんじゅ)をゆるした...
吉川英治 「三国志」
...屈指の重職を与えられ...
吉川英治 「新書太閤記」
...足利家数世にわたる重職を...
吉川英治 「新書太閤記」
...その一手にゆだねられている留守司の重職なので...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大石などの重職の者が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...前(さき)の摂政太政(せっしょうだいじょう)大臣であり関白の重職にまでなった禅閤兼実(かねざね)の住居(すまい)だけあって...
吉川英治 「親鸞」
...水戸家の重職にありながら...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??