...日本の歴史上、大宰相と呼ばれる重職に就いた人物が何人か存在した...
...三の重職が解職され...
内田魯庵 「最後の大杉」
...本願寺重職の人々が...
長谷川時雨 「九条武子」
...――重職会議へ極めて内々のお諮(はか)りがありました...
長谷川時雨 「九条武子」
...況んや捜査課長という重職に於てをや...
久生十蘭 「魔都」
...また新しい重職のうち公郷半三郎が家督して次席家老に就任し...
山本周五郎 「落ち梅記」
...重職であるうえに藩主の幼君の育て役といえば...
山本周五郎 「桑の木物語」
...五月になってはたして重職の交替が行われた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...高松藩は幕府の重職だったし...
山本周五郎 「新潮記」
...――野口が重職の妻と密通している...
山本周五郎 「花も刀も」
...重職から与えられた路銀には限りがある...
山本周五郎 「ひとごろし」
...他の藩の重職の家へ嫁(か)していった...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...江戸の重職の意見が聞いておきたいと思う」「私はまだ評定役にすぎませんので」「いやそうではあるまい」と外記がするどく云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...御一門ほか重職へも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「もちろんそうだろう、おれはそれを聞いていたから、あの三人をてっきり刺客だと思ったんだ」と七十郎が云った、「ところがよく見るとそうではないらしい、三人で修業のために遍歴していて、いくらか強いのでのぼせあがっているだけらしい、可笑(おか)しくなったが、途中でやめるわけにもいかないから、ちょっとからかってみたんだ」「おれは一ノ関を弾劾した」と十左は十左の言葉を続けた、「その意見書を御一家御一門と、重職に配った、もしおれの意見が間違っていたら指摘してもらいたいし、同意なら一ノ関の進退を議してもらいたい、という添書を付けてだ」「誰かなにか云って来たか」「水へ石を投じたほどの反響もなかった」と十左は云った、「誰一人、意見書に答える者はない、会えば言を左右に昏(くら)ますだけだ、そこで、――おれは一ノ関に会うことにした」「一ノ関に会う」と七十郎が訊いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...重職がたがまえから眼をつけていたそうで...
山本周五郎 「やぶからし」
...重職は世襲の交代制で...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...関東管領の重職をもさずけられておりながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...補佐(ほさ)の重職にあって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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