...日本の歴史上、大宰相と呼ばれる重職に就いた人物が何人か存在した...
...あの人は五十ちかくなって軍医総監という重職にあった頃でも...
太宰治 「花吹雪」
...明けて一九一九年正月の国民科学研究所の集会に出た時に所長の重職を辞したいと申出たが...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...本願寺重職の人々が...
長谷川時雨 「九条武子」
...況んや捜査課長という重職に於てをや...
久生十蘭 「魔都」
...家老なり物頭(ものがしら)なりの重職を務め...
柳田国男 「家の話」
...――これら新しい重職はみな若く...
山本周五郎 「落ち梅記」
...その役所の奉行職とかまたは係りの重職に泣きつくのである...
山本周五郎 「思い違い物語」
...その召集人員は殆んど全重職と現役退役を通じて...
山本周五郎 「思い違い物語」
...重職のあいだで人選が始まった...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...と重職から使いがあり...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...下屋敷の重職である...
山本周五郎 「花も刀も」
...重職の立場としていちおう取糺(とりただ)すのは私の責任だと思う」「では...
山本周五郎 「花も刀も」
...重職から与えられた路銀には限りがある...
山本周五郎 「ひとごろし」
...重職は世襲の交代制で...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...軍師孔明の片腕にもなるべき重職についたわけである...
吉川英治 「三国志」
...しかしその位置、その重職には、不足ない大将軍たる資格はあるので、衆議異論なく、叡帝(えいてい)またその志を壮なりとして、関西の軍馬二十万馬を与え、以て、孔明を粉砕すべしと、印綬(いんじゅ)をゆるした...
吉川英治 「三国志」
...関東管領(かんりょう)の重職にのぼす...
吉川英治 「新書太閤記」
...補佐(ほさ)の重職にあって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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