...「重目を置かれて悩む」...
...「彼はその問題の重目を感じている」...
...「この問題は重目があるから、慎重に考える必要がある」...
...「そのプロジェクトには多くの重目がある」...
...「結婚は大きな重目を伴う決断だ」...
...三重目の欄干のところに雀が群がつて飛んで居る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...窓の外は三重目の小さい回廊で欄干を握つて立つと...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...自分の足下には二重目の屋根が出て居る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...その五重目の屋根のてっぺんに...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここに第四重目に入る...
中里介山 「大菩薩峠」
...天守の五重目の上とすれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...薄くあけた切(きれ)の長い一重目(ひとかわめ)の瞼の間から烏目(くろめ)がのぞき出し...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...重目(おもめ)にしてもだいぶなものです...
吉川英治 「江戸三国志」
...東南(たつみ)の方(かた)には赤土を盛って方円二十四丈とし、高さ三尺、三重の壇をめぐらし、下の一重には二十八宿の青旗を立て、また二重目には六十四面の黄色の旗に、六十四卦(け)の印を書き、なお三重目には、束髪の冠をいただいて、身に羅衣(うすもの)をまとい、鳳衣博帯(ほうえはくたい)、朱履方裙(しゅりほうくん)した者を四人立て、左のひとりは長い竿に鶏の羽を挟んだのを持って風を招き、右のひとりは七星の竿を掲げ、後のふたりは宝剣と香炉とを捧げて立つ...
吉川英治 「三国志」
...懐中(ふところ)にはちょッと重目(おもめ)な預り物...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鉛のような情(じょう)の重目(おもめ)をかけられて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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