例文・使い方一覧でみる「重恩」の意味

...重恩を蒙（かうむ）り候主君へ弓を引くべし... 重恩を蒙り候主君へ弓を引くべしの読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...彼方は譜代重恩の侍... 彼方は譜代重恩の侍の読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...重恩の武將死する時は... 重恩の武將死する時はの読み方
原勝郎「日本史上の奧州」

...重恩を荷なったからである... 重恩を荷なったからであるの読み方
原勝郎「東山時代における一縉紳の生活」

...己は元禄以来重恩の主家（しゅうけ）を棄（す）てて栄達を謀（はか）る気にはなられぬから... 己は元禄以来重恩の主家を棄てて栄達を謀る気にはなられぬからの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...「乍恐（おそれながら）御西山君樣御代御側向（おんそばむき）御召抱お島之御方（のおんかた）と被申候（まうされそろ）を妻に被下置（くだしおかれ）厚き奉蒙御重恩候而（ごぢゆうおんをかうむりたてまつりそろて）... 「乍恐御西山君樣御代御側向御召抱お島之御方と被申候を妻に被下置厚き奉蒙御重恩候而の読み方
森鴎外「壽阿彌の手紙」

...厚き奉蒙御重恩候而... 厚き奉蒙御重恩候而の読み方
森鴎外「壽阿彌の手紙」

...君の重恩をこうむりながら... 君の重恩をこうむりながらの読み方
吉川英治「三国志」

...重恩をこうむって... 重恩をこうむっての読み方
吉川英治「三国志」

...他日かならずこの重恩に報ぜんと... 他日かならずこの重恩に報ぜんとの読み方
吉川英治「三国志」

...ただ先帝の重恩を思い... ただ先帝の重恩を思いの読み方
吉川英治「三国志」

...だが、年来、重恩の郎党或は、累代（るゐだい）奉公の家人共主を棄（す）て、親を捨て敵方につき目もあてられざる有様なりともいっている... だが、年来、重恩の郎党或は、累代奉公の家人共主を棄て、親を捨て敵方につき目もあてられざる有様なりともいっているの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「かさねがさねの重恩... 「かさねがさねの重恩の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...今日の重恩（ちょうおん）をいただきながら... 今日の重恩をいただきながらの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...公私何くれとなき重恩... 公私何くれとなき重恩の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...宋家（そうけ）代々の重恩をうけたる家柄の身でありながら... 宋家代々の重恩をうけたる家柄の身でありながらの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...三代の重恩をうけているが... 三代の重恩をうけているがの読み方
吉川英治「べんがら炬燵」

...しかも身は平家の重恩（ちょうおん）をうけているので... しかも身は平家の重恩をうけているのでの読み方
吉川英治「源頼朝」