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饗庭篁村 「木曾道中記」
...打製石斧は最初先づ漬(つ)け物の重し石の如き物を採(と)り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...西鶴がこういうテクニカルな方面における「独創」を尊重したのみならず...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...伝統は尊重しなければならない...
寺田寅彦 「試験管」
...日本人は世界じゅうで最もはなはだしく書籍を尊重し愛好する国民であるということを推論することはできない...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...国法に準じ家族制度を尊重して永き歴史を有する貸座敷業者を圧迫することは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...という校医の意見を尊重して...
中村地平 「南方郵信」
...鎮護国家の道場とあるから仏法王法何れを重しとする理由もないが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...なおさらこの方法を尊重したでしょう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もし我々が婦人たちの天性を尊重して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...従って是を珍重しまた問題とする人情も...
柳田国男 「海上の道」
...人間を尊重し、平和と正義を正視し得る者にとつては、其の人の直感が恐らく憲法に合一する...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...実はこんな土百姓や労働者を最も尊重した政治をすることだと思う...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...レーニンは赤旗を尊重した...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...唯物宗の守り本尊である」とか何とかいう迷説を聖書以上に尊重して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...観世は円満華麗という能の肉付を尊重し...
夢野久作 「能とは何か」
...これを、家臣の評議にはかると、義は重し、名分は捨つべからず、という一部と、家門の繁栄と大利を占むるはこの時なり、と主張する老臣の伊木忠次(いきただつぐ)らの意見と、ふたいろあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...日本に来るポルトガル人があまり日本を尊重しないのは...
和辻哲郎 「鎖国」
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