...里心を感じる...
...久しぶりに故郷に行くと里心が湧いてくる...
...帰国子女は、国の文化や風習に疎遠になり、里心を持てないこともある...
...家族が遠方に住んでいると、里心を感じることが多くなる...
...彼女は海外で暮らしているけれど、日本に帰ると里心が沸き起こるそうだ...
...里心が付いてなお寒い...
泉鏡花 「歌行燈」
...里心のついた振られ客のような腰附で...
泉鏡花 「婦系図」
...しかし城介の里心は...
梅崎春生 「狂い凧」
...すこしは里心(さとごころ)がついているのじゃないかな...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...そう思うと何だか急に里心がついて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...夕方になると里心が出て...
種田山頭火 「行乞記」
...所謂里心が起るのか...
種田山頭火 「行乞記」
...急に里心がついて...
中里介山 「大菩薩峠」
...里心(さとごころ)が首を持上げるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんだか一種異様の里心といったようなものに動かされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...船に来てから人に逢ってみると里心がついて...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙に里心が付いて歸つて來て見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妙に里心が付いて帰って来てみると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...里心が付いたように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...子供たちに里心を起させないようにしたという...
長谷川時雨 「西川小りん」
...少し私に里心をおこさせた...
平山千代子 「お泊り」
...私はそろそろ里心がついて來たのであつた...
室生犀星 「京洛日記」
...――お杉はやがてそうしてだんだんと里心が起って来ると...
横光利一 「上海」
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