...鎔岩(ようがん)の破片(はへん)を六里(ろくり)の遠距離(えんきより)に噴(ふ)き飛(と)ばしたといふ...
今村明恒 「火山の話」
...七八里隔たりても...
大町桂月 「千葉夜行記」
...郷里を落ちて九州へゆく時祖父と二人酒船の中から見たのと...
竹久夢二 「砂がき」
...この湯の坪までは四里...
種田山頭火 「行乞記」
...十二月卅日晴れたり曇つたり、徒歩七里、長尾駅前の後藤屋に泊る、木賃二十五銭、しづかで、しんせつで、うれしかつた、躊躇なく特上の印をつける...
種田山頭火 「行乞記」
...即ち前に述べた私の祖母の里方の甥である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...坂木より丹波島(たばじま)へ一里...
中里介山 「大菩薩峠」
...この遊女は法然の教えを受けて後はこのあたり近い処の山里に住んで...
中里介山 「法然行伝」
...明治時代の有名な千里眼にしても...
中谷宇吉郎 「心霊現象と科学」
...私の郷里は前橋であるから...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...江戸宿の里長馬込勘解由(かげゆ)の家柄で...
長谷川時雨、三上於菟吉 「旧聞日本橋」
...私は今迄首里はこんなに高い地形にあるとは想像して居なかつた...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...この上は郷里の兄上を説き若干(じゃっかん)を出金せしめんとて...
福田英子 「妾の半生涯」
...恋してゐるのかと思へば気も狂はんばかりに満里子が恋しくなるのだが...
牧野信一 「サロメと体操」
...小二里ほどある山のまわりに兵営が出来て来年は寂しい林の間の道に小店が並ぶだろうと云って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...竹原は広島の東十里に在り煙火蕭条の一邑(いちいふ)にして頼氏の郷里たり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...里見十左衛門はむずかしい顔をして...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...郷里へ逃げ帰ってしまった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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