...人里を思ひ出づる歌聲に耳をも假(か)さず...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...日に十里を楽々と走破しうる健脚を有し...
太宰治 「畜犬談」
...十月廿九日晴、行程二里、富高、門川行乞、坂本屋(三〇・中上)降つて降つて降つたあとの秋晴だ、午前中富高町行乞、それから門川まで二里弱、行乞一時間...
種田山頭火 「行乞記」
...郷里の新聞がまたしても筆に火花を散らして書き立てた結果だということが解(わか)るし...
徳田秋声 「仮装人物」
...気がふさいでまいりました」「遠方かな?」「ここから五百露里(エルスター)でございます」「懺悔(ざんげ)のとき...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それからここへ来ると文部省へは一里と十丁ばかりの距離であるが電車もない時代とて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...何里こちらへ逃げた...
中里介山 「大菩薩峠」
...約束のユウフツの港を距(へだて)ること二十里の手前――そのため彼らは予定した陸行の踏みわけ道をそれだけ多く歩かねばならぬ破目におちた...
本庄陸男 「石狩川」
...阿里山(ありさん)で神木(しんぼく)ととなへられる臺灣(たいわん)花柏(さわら)(紅檜(べにひ))は...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...「五六里はあるでせう...
牧野信一 「円卓子での話」
...ちようどそんなのが……』『だつて……』お里はちぷりと油に水をさされたやうな氣がした...
水野仙子 「神樂阪の半襟」
...一里堺原(さかひはら)駅にいたる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...巴里(パリイ)でEmile(エミル)Henry(アンリイ)とかいう奴(やつ)が探偵の詰所に爆裂弾を投げ込んで...
森鴎外 「食堂」
...衣(ころも)打つ夜寒(よさむ)の袖やしぼるらむあかつき露の深草の里などと...
吉川英治 「私本太平記」
...「あのむすめは、よくここへ見えるのか」「いえ、里の物売りは、よくまいりますが、いまのような小娘は」「初めてか」「は...
吉川英治 「私本太平記」
...七里(り)の山路(やまじ)を歩いたのです...
吉川英治 「神州天馬侠」
...大陸の道は、その中を羊腸(ようちょう)と果てなくうねッているが、村里人煙は、それを見ぬこと、二日であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それは島原から二三里のところであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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