...采女柳の下に立って居ります...
芥川龍之介 「竜」
...三重の采女の歌は...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...蛇*9・14(夕)戸田采女正(うねめのしやう)一西(かずあき)といふと...
薄田泣菫 「茶話」
...わたしが新曲に取用いようと思い定めた題材は『江戸名所図会(ずえ)』に記載せられた浅草橋場采女塚(あさくさはしばうねめづか)の故事遊女采女が自害の事であった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...先代の子采女(うねめ)が入って家督相続をしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主君大場采女と祝言しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一方には竹中采女正に引き添つて利章がすわる...
森鴎外 「栗山大膳」
...伊東采女は、寛文三年に病中国老になつて、間もなく歿した伊東新左衛門の養子で、それが幽閉せられて死ぬることになるのは、席次の争が本であつた...
森鴎外 「椙原品」
...著座と称する家柄の采女が劫(かへ)つて目附役の次に出された...
森鴎外 「椙原品」
...妹は采女(うねめ)となって京に上ったというの類...
柳田国男 「雪国の春」
...源太郎も采女も、席次の不当には怒ったが、その場ではなにも云わなかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そこで采女は、七十郎がいま湯治にいっていること、自分も所労であるから、七十郎が湯治から戻ったら、同道で出頭すると答え、里見十左衛門を訪ねて相談した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「――采女どのが七十郎と同じ罪で処罰されたことです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...▲城代家老 ▲江戸家老望月吉太夫 秋元六郎左衛門浜岡図書 望月内蔵允▲国許年寄 ▲江戸年寄坂倉斎宮 成瀬幸之進浜岡十郎兵衛 田島鉄之助市井主殿 安部久之進▲側用人浅利重太夫 栗栖采女ほかにも中老や寄合...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...当時の側用人である栗栖采女(うねめ)に知られ...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...そこの蔭で休もうか」「腰掛けもございます」采女は...
吉川英治 「大岡越前」
...「采女(うねめ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...親族の戸田采女正(うねめのしょう)や浅野美濃守(みののかみ)などが駈けつける...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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