...伊勢の國の三重から出た采女(うねめ)が酒盃(さかずき)を捧げて獻りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...その采女が天皇に申し上げますには「わたくしをお殺しなさいますな...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...蛇*9・14(夕)戸田采女正(うねめのしやう)一西(かずあき)といふと...
薄田泣菫 「茶話」
...采女原などにあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...十二月四日本郷一丁目池の端妙月庵十二月七日金沢町淡路屋佐兵衛十二月十日飯田町波岡采女(うねめ)こう書いているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「波岡采女様は、八百石のお旗本だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これもおなじ土地にあった河原崎座(かわらざきざ)が采女(うねめ)が原(はら)へ新築許可を願い出ていた...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...事なく夫を返してもらう滝川采女(うねめ)の妻のような女性が出来あがるのである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...伊東采女は、寛文三年に病中国老になつて、間もなく歿した伊東新左衛門の養子で、それが幽閉せられて死ぬることになるのは、席次の争が本であつた...
森鴎外 「椙原品」
...伊勢国三重郡采女(うねめ)郷十四町の内訳...
柳田國男 「地名の研究」
...若年の采女(うねめ)に頼まれて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それから采女は館へ戻り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...……だがお燕、いや采女...
吉川英治 「大岡越前」
...「采女(うねめ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...戸田采女正(とだうねめのかみ)様へも...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...戸田采女正殿の手を通じて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「采女、馬を曳け」「はっ」采女(うねめ)は、その、唐突さに、うろたえた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...彼は、読み下したその書状を、袂(たもと)に、まろめこむが早いか、采女が、急いで曳き出して来た駒にとび乗って、通用門から、まっしぐらに、駈け出した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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