...容易にそれを説明した処が大喝采(かっさい)を博した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...風采(ふうさい)...
泉鏡花 「縁結び」
...まだ笑ひ声や喝采(かつさい)はやみませんでした...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...并齎レ詔賜二金帛錦刀鏡采物一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...何も知らない世間はその勇猛な奮闘振りだけを見て喝采するが我輩のように彼の大きくなったのも小さくなったのも内外の悩みも委細心得ているものにとっては...
中里介山 「生前身後の事」
...また女子供らの喝采(かっさい)を博するためには...
新渡戸稲造 「自警録」
...番頭の有八が采配(さいはい)をふるって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...牛込の顔役で朝吉というのが采配(さいはい)を揮(ふる)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...正三はその風采にちよつと興味を感じはじめた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...湧き返るような大喝采(だいかっさい)...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...片づきゃせん」自分が采配でも振りたげに...
火野葦平 「花と龍」
...」警部は俺の声名と風采とが余りに懸隔があると思つたらしかつた...
平出修 「畜生道」
...あまり風采の上ったほうではなかった...
牧逸馬 「双面獣」
...拍手喝采(かっさい)堂に満ちて俳優万歳...
正岡子規 「墨汁一滴」
...感激した喝采の声がひびき渡って...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...この女は名を采蘋(さいひん)と云った...
森鴎外 「魚玄機」
...采蘋は体が小くて軽率であった...
森鴎外 「魚玄機」
...請負師みたいな風采で...
山本笑月 「明治世相百話」
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